3人に背負わせない
10月18日、12時10分にスタートするプリンセス駅伝
(第5回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会)。
選手たちに話を聞くと、
数人から同じ言葉が返ってきました。
「走れている3人に背負わせてはいけない」
それが今年のキーワードになりそうです。
絶対にしてはいけないこと
3人とは、9月の全日本実業団陸上で
結果をしっかり残した3選手のこと。
5000mで自己ベストを
約11秒縮めた佐藤早也伽選手。
同じく5000mで日本歴代2位、“15分の壁”を
破る記録を出した新谷仁美選手。
800mと1500mの二冠を達成し、日本選手権でも
2種目入賞を果たした卜部蘭選手の3人。
頼れるエースとなりつつある佐藤選手には、
周りに惑わされず自分の力で押していく力、
狙ったレースでしっかり結果を出す強さがあります。
新谷選手と卜部選手は、去年チームに加入して以来、
今年が積水化学女子陸上競技部での初駅伝ですが、
頼もしい戦力なのに変わりはありません。
しかし、「その走れている3人に背負わせる
というのは絶対にダメ」と野村蒼選手は語ります。
全力で戦えるメンバーに
「他の3人がどれだけ底上げできるかが、
優勝を目指している中では絶対に大事になる。
本当に気持ちを引き締めて、上の選手に食らいつく
気持ちでやっていきたいと思っています」
と続けました。
森智香子選手も、想いは同じ。
「良い結果を出している3人が走るとなったら、
残り3枠を、エントリーメンバーが
どうやって上げていけるかになると思います。
今は、夏に走ったタイムトライアルの力を、
それぞれ試合で出せていないところがある。
本番で結果を残すために、これから駅伝まで、
自分たちが“ここまでやり切った”と思えるような
積極的な練習を続けていけたらと思っています。
そして、高いレベルのチーム争いをした中での6人、
選手としてチームとして全力で戦えるメンバー構成をして、
本番で力を出して、今年も優勝したいと思っています」
会社のために私たちができること
駅伝本戦まであと、2週間。
良いイメージを抱けている選手もいる中で、
まだ確固たる自信が持てない選手もいます。
目標をみんなで確認するためのチームミーティング、
気持ちを高めて練習に取り組むことで、
去年達成できた優勝を、再び掴めるよう、
全員が一丸となって戦っています。
キャプテンの宇田川侑希選手は、こう語りました。
「目標順位として『優勝』はぶらさずに行こうと
夏のトレーニングが始まったあたりから、
共通の意識として全員が持っています。
私自身は去年走っていなくてサポートに
回ったのですが、去年優勝したときの周囲の反響や、
走っていない私も「おめでとう」と言ってもらえたり、
会社に与える影響もすごく大きいと感じました。
やはり会社のために私たちができることと言えば、
結果を残すこと。優勝するという強い気持ちを持って、
目標に向かって頑張りたいと思います」
駅伝は当然、3人ではなく、走る6人。
それだけではなく、サポートメンバー全員。
さらに、スタッフ含めたみんな。
そして、支えてくださる社員の皆様。
全員がその想いを背負って勝ち取るもの。
その想いをぶつける日が、
いよいよ来週末にやってきます。
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