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公務員試験の切り札はコネなのか!?試験受かるために、地方で事業立ち上げ編

 国家系の公務員試験に挫折した俺は、地方公務員を目指すこととなる。地元の市役所試験を落ち続け、受験の年齢制限を過ぎた俺は、関東にある、とある市役所に目を向けた。私の家系が代々継いでいるお寺がその自治体にあり、そこで住むことが事前に許されていたからだ。
 地方公務員試験はいわゆる「コネ採用」というものがあり、市長、市役所職員、議員等の圧力として公正な試験を妨げるものがありえる。それに勝つには市長の目につくほどの事業を地方で立ち上げ、合格するしかないと考えた。
 そこで、その自治体ではシンポジウムという経営者やそれに興味のある者が参加する行政主催のイベントグループのようなものがあった。起業に興味のあった俺は、水を得た魚のように飛び入り、合格するため経営者達と会議を幾重にも重ねることとなる。公共施設を使った指定管理者制度の活用を提案し、数千万の資金が必要となる計画まで私のアイディアを主導に進んでいったのだ。


これが一つの地獄の始まりだった!!次回「まさにスパイ!?公務員と経営者、どっちなの!?」

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