【エッセイ】粗品論 ~GDP越しに見る粗品~
めっちゃ真面目に考えたネタエッセイです。信じるも信じないも~。
粗品がやばい。お笑い芸人である、粗品が今窮地に立たされている気がする。
詳しい経緯は大いに割愛するが、概ね以下の理解であっていると思う。
・youtuberおもんない発言
・アイドルファンや、自身のファンを含めた一般人への暴言
・元芸人の先輩への暴言
・その他、各ジャンルの先輩芸能人への暴言
↓↓↓
・明石家さんま氏や、ほんこん氏など、直属の先輩から苦言
↓↓↓
・その他先輩芸人達からのええ加減にせえよという空気感
・やり過ぎだし、その芸風自体おもんなかったし、という世間の評価。
(で、今ここ)
これが実は全部エンタメで、全て粗品や、吉本興業が仕組んだプロレスだとしたら、お見事!と、私は目を剥いて口をぱくぱくとさせるだろう。
だが、歴史的に見ても、人の心が媒介する条件下においては、全て計算尽く、という結果は得られなかったそうだ。戦争や紛争といった、原因または結果を見てみれば分かるだろう。予想通りなんてことは有り得ない。
つまり、何が言いたいか。
粗品は自分の予想を超えたところで、今結構ヤバい状況にいるんじゃないかということだ。
今後の発言に関して、彼より上の人間から押さえつけられているのではないか?という、まさにその点だけ懸念している。
*
そもそも私が何でここまで粗品に注目しているかを述べたい。
それは彼がすでに一人のタレントではなく、
ある種、「成功した若者(実績あり)」の象徴となってしまったからだと考えている。
つまり私が彼の暴言の先に見たのは、
彼がいかに今の日本社会に無意識に実装されている儒教的システムを現代風にアップデートしていくのかという点だった。
ある種のブレイクスルーが起きるのではないかという期待を込めて彼を見ていた。
少し話は遠回りする。
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