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Photo by
mikaruma
映画は人生の刺激物
先日、知り合いと映画を観てきました。
映画の内容は、ざっくりと、
今の時代(こっち)を生きる女子高校生が終戦間近の日本(あっち)にタイムスリップして、特攻隊員と恋に落ちる物語。
女子高生は、父親を事故で亡くし、母子家庭の環境で育ちます。卒業後の進路は、学校の成績が良いにも関わらず家のことを思って就職を希望、それが発端で母と喧嘩し家を出ます。行く宛もないので仕方なく近くの防空壕で朝が来るのを待つことに。
起きたらあっちにタイムスリップ、色々経験してこっちに戻ってきて、今の環境のありがたみ実感、母親と仲良くする。
という物語です。
観る前は、久しぶりに映画を観るからレビューを投稿しようかな!なんて思っていたのですが、そんな気が失せました。
映画は、まさに主人公の女の子と同じ経験ができるのです。
映画の中の主人公である女の子は、こっちに戻ってきてあっちの世界と比較することで、こっちの良さやありがたみを理解します。あっちでは何日も過ごしていたのに、こっちでは半日だけ過ぎた程度。
女の子は、たかが半日でものすごい比較材料を手にしました。
映画を観る私たちも同じ、上映時間が2時間程度で、あっち(上映している作品)の世界観にどっぷり浸かることができ、観終わったら、あっちで得た知見をこっち(映画終了以降)の世界と比較し、何かを見出そうとして考え動きます。
今までになかった考える基準が得られる点では、映画の中の主人公も映画を観る私たちも同じ。
たまには、映画もいいなと思います。
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