昭和と平成のゲームの集め方。その12
●ちょっとイイ話編 その1
さて、イレギュラーな入手方法ばかりだとアレなので、ちょっと良い話を合間合間に挟んでいこうと思います。
自分は最初に買ってもらったマイコン(パソコン&PC)はMSXの”WAVY-10”と言う機種でした。
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右上がライトペン。カセットテープでプログラムをロードしてお絵かきソフトなどを楽しめました。
このMSXはライトペン(今は絶滅したテレビのブラウン管をペンでタッチして入力できるタッチパネルの元祖みたいなやつ)がウリでしたが結局当時はあまり利用せず、同じマンションのMSX友達の友人たちとソフトの交換をしたりして楽しんでおりました。
そして、当時流行っていったある一本のゲームがMSXでも発売されるという情報を入手します。それが”デゼニランド”です!
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これは今でも大事に保存しているソフトです。カセットテープ3本組!
当時、友人宅の”PC-8001mkII”でこのゲームを遊んでいたのですが、無茶苦茶難しくて友人宅でも中々進みませんでした
(コマンドが全部英語なので和英辞典片手に四苦八苦しておりました)
そして、攻略途中にMSX版が出る!との事だったのですが当時は小遣いが乏しく、中々買うことが出来ませんでした。
親にねだった所、こういう条件を出してきました。
「靴磨きを1回に付き300円やるからそれで買ってやる」
という事で親に革靴の磨き方を教わり、それからひたすら靴を磨き続けました…。
そして、10回ほど終わったときに、親がこのソフトを買ってきてくれました!
その後も靴磨きはある程度続き、夢中になってプレイしましたが、当時は居間のテレビでしかプレイできず中々進まない日が続きます。
で、結局ゲーム自体を解いたのが例のPC-8801mkIIを持っていた友人宅…。
やっぱりこの手の英単語さがし系のアドベンチャーゲームは人数が居たほうが強い!
その後、自宅で友人たちとプレイしたのを思い出しながらクリアしましたが、なんというか、スッキリしないと言うかw 勿体ないと言うか…。でも、クリアできた嬉しさは後にも先にもこのときの体験を忘れられないです。
今ではもう友人たちも疎遠になり生きてるか死んでるかもわからない現在ですが、当時のことを覚えてるかぐらいは聞いてみたいです。
やっぱり当時小遣いやお年玉以外で入手したソフトの思い出は色々ありますが、またそれは思い出せ次第おいおい書いていきたいと思います。
(ちょっとイイ話編・その1 終了)
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