コロナ禍で、今思うこと④

緊急事態宣言が、一部都府県に発出されたが、"人流"は、減少せずとNEWSが流される。
昨年春と比べて増加と流すメディアがあるが、昨年と条件が異なる。昨年は、基本学校が休校、自宅学習になっていたはず。メディアは、どうしたいのか?

"勝負の"、"真剣勝負の"、"最期の"などなど言葉遊びのように伝える政治家、専門家、"三密回避"から"人流の減少"としれっと言い換えながら、また家庭内感染が大半を占めているにもかかわらず、飲食店を集中攻撃。厚労省の会食感染とされたのも、そもそも"職場感染"したものが、会食で増幅したのではないか?の疑念をメディアは、抱かないのか?
国民は、なんとなく感じている。
実は、いわゆる"市中感染"が、進んでいるが、感染率、死亡率が低いわけだから、リスクは、低いと国民は、感じているのでは⁉︎
一方、一年を超えても、検査体制、医療体制の充実は進まず、政治家も、行政も、専門家も何をしているのであろう?宿泊療養施設の使用率も低いまま、自宅療養者が、お亡くなりになる、また、他の療養者の治療、入院、手術等が、理不尽に延期されている現実には、あまりスポットがあたらない。
宿泊療養施設の使用率に至っては、確保公表数が、使用可能数ではないと、言う。退所すると直ぐに使えるわけではないからと平然としている。収容可能数を公表すべきであるし、疲弊している業界支援にもなるであろうから、もっと準備することが、行政の責任なのではないだろうか?
病床確保の事も同様。
医療従事者確保の方法の提案は、以前に記しているので、ここでは割愛します。

今回の緊急事態宣言で、"人流を抑える"、"半分くらいにしないと変異ウイルスによって感染を抑えられない"と言いながら、また、"東京には来ないで!"と言いながら、都営地下鉄などを止めない。でも、飲食、イベント、テーマパークなどには休業要請。
あまりにもバランスが悪いし、行政の覚悟が見えない原因では⁉︎
本当に人流を抑制したいのであれば、"都営交通を止める"くらいのことが必要なのでは?

昨年春と2回目、今回の3回目との違いは、1回目は、ウイルスのことが、よくわからない状況、マスク、消毒液などの感染予防・対策商品の入手が、困難であったこと、"特別給付金"の支給が決まっていたこと。
"慣れ"、"緊張感の欠落"などと、伝えるメディア、専門家が多いと感じるが、国民が出来ることは、十分対策しているのが、事実。
"市中感染"による感染増大と"医療崩壊による、受けられるはずの医療が受けられず、死亡するような状況"を率直に伝えるべきでは?

きっと、なんのエビデンスもないまま、安易にワクチンが、もっと早期に大量に入手できるものとして、政治家も行政も医療組織も専門家も、ミスリードしながら、メディアも同調的に"煽る"のみ!
残念でならないが、国民全体が、ワクチン接種できるのは、来年になるであろうし、変異ウイルスの脅威が伝えられている通りであれば、もう1回は、緊急事態宣言を要するほどの感染拡大が、起きるのであろう。

ワクチンも、国産ワクチン開発支援をどれくらい行っているのであろうか?
恐らく、インフルエンザ程度に毎年のようにすることになるであろうし、明確な有効治療薬、特効薬がないなかでは、国家的優先課題と考えるが、そのような考えを政治家、霞ヶ関、行政、医療専門家は、どれくらい想像力を持っているのだろうか?
入手するワクチンも欧米と比べたら、法外とも言える値で、買わされているのであろう。

三回目の緊急事態宣言で思うこと。
国民、特定事業者、特に飲食店には、異常なまでの制約をかけながら、政治家、行政には、"覚悟がない"ことである。

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