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「令和の奇跡」山里亮太と蒼井優の結婚、完璧だったはずの「発表計画」が破綻して始まったあまりにも長い一日

2019年6月5日、南海キャンディーズ・山里亮太と蒼井優の結婚が発表された。当日14時、双方の所属事務所を通して結婚を正式発表し、19時から結婚会見を行うという流れだったが、それよりも先んじてスポーツニッポンが第一報を出す形となった。

14時に事務所を通じて発表することになっていた理由は、山里が出演番組で結婚について初めて語る場をTBSラジオの番組『山里亮太の不毛な議論』にしたいという希望があったためだ。

当時、山里は日本テレビ系の生放送番組『スッキリ』の天の声の「見守り」としての役目があり、その番組以前に発表してしまうと、結婚について触れざるを得ず、『不毛な議論』で第一声をリスナーに届けるということができなくなってしまう。そのため、14時という時間に正式発表を選んだという。

深夜の電話で知らされた「計画の破綻」


ところが、その計画は脆くも瓦解してしまう。その知らせを聞いたのは、6月5日深夜3時だったという。

「俺、その朝3時。家で電話が来て、涙声で『やられました…』って。めちゃくちゃ頑張って隠してたのに、『やられました…すみません』って」

なお、その電話での知らせの時に妻・蒼井優といっしょにおり、その時の蒼井の様子について、山里は次のように語っている。

「で、奥さんもいたから。『やられたって』って言ったら、『ああ、そう。はーい』って寝てたけど(笑)『そっか、ラジオのリスナーに最初に喋りたかったのにね』『うん…』って話はして」

加藤浩次の見せた優しさ

スポニチの報道により、すでに『スッキリ』前に結婚の事実は世間に知らされてしまう。『スッキリ』を終えて、その後に正式発表、記者会見という計画は破綻してしまったわけである。

そこでとった山里の選択肢は、『スッキリ』で結婚報道には触れないというものだった。山里は『スッキリ』放送前、加藤浩次の楽屋を訪れる。

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