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日本テレビ土曜ドラマ 主演登板回数ランキング

月に1回何かしら大きめのnoteを書こうというのをSNSを再開してからなんとなく目標として掲げているのですが、活休中に調べたことについて自分なりにまとめてみようと思います。

ということで本日のテーマはタイトルの通り、主演登板回数ランキングでございます。例えばフジテレビ月9のWikipediaを見ると、主演登板回数トップ5が載っていまして、これ、他の枠だとどうなるんだろう、というのが調べようと思った発端です。今回はWikipediaでも載っている月9をはじめ、色んな枠について調査しました。

さすがに調べすぎて、作品一覧とか出したいので、1枚にまとめることは時間的にも物理的にも不可能だと判断しました。ということでこれからしばらく不定期で色んな枠の登板回数ランキングを紹介する"連載企画"が始まります。それはこの第1回です。今後もお楽しみにしていただけたら幸いです。

ではなぜ記念すべき第1回に月9でも、日曜劇場でも、僕が好きなカンテレ枠でもなく、日テレ土曜ドラマなのか。それは調べていて一番面白かったからです。
日テレ土曜ドラマって1969年から54年続く伝統枠なのですが、今回は連続ドラマ時代全て調べました。それで分かったこと・面白かったことは、昭和時代シリーズモノ主演軍vs平成ジャニーズ軍のデットヒートが繰り広げられていました。果たして勝者はどっちなのか第5位〜第1位まで合計11人紹介します。そして第1位は単独トップです。予想しつつ最後まで読んでいただければ幸いです。

この連載企画の記事サムネイルは毎回その枠で僕が一番好きな作品を挙げていきます。ということで今回は『掟上今日子の備忘録』。なんで配信無いん?(ずっと言ってる)


第5位(2人)

第5位…櫻井翔さん(4回)
『よい子の味方~新米保育士物語~』(2003年1月期)
『ザ・クイズショウ』(2009年4月期)
『先に生まれただけの僕』(2017年10月期)
『大病院占拠』(2023年1月期)

第5位…唐沢寿明さん(4回)
『日曜はダメよ』(1993年4月期)田中美佐子さんとW主演
『THE LAST COP/ラストコップ』(2016年10月期)
『ボイス 110緊急司令室』(2019年7月期)
『ボイスⅡ 110緊急司令室』(2021年7月期)

第5位はこのおふたり。櫻井くんが意外と少ないのと、唐沢さんがボイス稼ぎしてランクイン。『ボイス』きっかけで今の土曜ドラマの方向性になったと思うし、僕は今の土曜ドラマのホラーサスペンス系統嫌いでは無いですね。その集大成がまさに『大病院占拠』


第4位(5人)

第4位…山田涼介さん(5回)
『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』(2008年10月期)中島裕翔さん、知念侑李さん、有岡大貴さんとカルテット主演
『左目探偵EYE』(2010年1月期)横山裕さんとW主演
『理想の息子』(2012年1月期)鈴木京香さんとW主演
『金田一少年の事件簿neo』(2014年7月期)
『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』(2018年1月期)

第4位…長瀬智也さん(5回)
『D×D』(1997年7月期)岡田准一さんとW主演
『彼女が死んじゃった。』(2004年1月期)
『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(2006年7月期)
『華麗なるスパイ』(2009年7月期)
『泣くな、はらちゃん』(2013年1月期)

第4位…堂本光一さん(5回)
『家なき子2』(1995年4月期)安達祐実さんとW主演
『銀狼怪奇ファイル』(1996年1月期)
『ぼくらの勇気 未満都市』(1997年10月期)KinKi Kidsとして主演
『ハルモニア この愛の果て』(1998年7月期)
『リモート』(2002年10月期)深田恭子さんとW主演

第4位…堂本剛さん(5回)
『金田一少年の事件簿(第1期)』(1995年7月期)
『金田一少年の事件簿(第2期)』(1996年7月期)
『ぼくらの勇気 未満都市』(1997年10月期)KinKi Kidsとして主演
『君といた未来のために〜I'll be back〜』(1999年1月期)
『向井荒太の動物日記〜愛犬ロシナンテの災難〜』(2001年1月期)安倍なつみさんとW主演

第4位…西田敏行さん(6回)
『池中玄太80キロ』(1980年4月期)
『池中玄太80キロⅡ』(1981年4・7月期)
『明石貫平35才』(1983年4月期)
『池中玄太80キロⅢ』(1989年4月〜5月)
『遠山金志郎美容室』(1994年7月期)

第4位はこの5人。僕が生まれる前にKinKi Kidsが土曜ドラマを席巻していた時代が明らかにあって、調べながらどっちが勝つんかな?と思ったらまさかの同率という奇跡で思わず拍手しました。長瀬智也さんも常連。TOKIOも2000年代を席巻していた時代がありまたね。さらにHey!Say!JUMP山田くんがここでランクイン。この若さでこの順位は単純に凄い。そしてここで昭和勢から西田敏行さんランクイン。『池中玄太80キロ』で稼ぐ。


第3位(2人)

第3位…水谷豊さん(6回)
『オレの愛妻物語』(1978年7月期)
『熱中時代・刑事編』(1979年4月期)
『熱中時代・教師編(第2期)』(1980年7月〜1981年3月)
『あんちゃん』(1982年10月〜1983年3月)
『事件記者チャボ!』(1983年11月〜1984年5月)
『気分は名探偵』(1984年10月〜1985年3月)

第3位…浅丘ルリ子さん(6回)
『90日の恋』(1969年10月〜11月)当枠第1作目
『2丁目3番地』(1971年1月期)
『3丁目4番地』(1972年1月期)
『さよなら、今日は』(1973年10月〜1974年3月)日本テレビ開局20周年記念
『二丁目の未亡人は、やせダンプといわれる凄い子連れママ』(1976年3月〜5月)
『秋日記』(1977年10月期)

第3位はこのお二人。えぇ、もはや、訳が分かりません。浅丘ルリ子さんは単発ドラマ枠時代も3回主演しており、まさに1970年代は時代の女優だったんだなと思わせられますね。水谷さんは『相棒』のイメージしかないですが、この時代と同じ要領で今も1年の半分は連ドラをやる生活がも続いてるの普通にいかつい


番外編:土曜ドラマのジャニーズ主演史

上位2ランクを残してここで番外編。ジャニーズと縁の深い当枠。一体何人の所属タレントが主演を張ったのか当枠初主演を全てまとめてみました!これは個人的に調べたかった!

1986年8月〜9月『やったせベイビー』高橋和也さん(男闘呼組)
1995年4月期『家なき子2』堂本光一さん(KinKi Kids)
1995年7月期『金田一少年の事件簿』堂本剛さん(KinKi Kids)
1995年10月期『ザ・シェフ』東山紀之さん(少年隊)
1996年4月期『透明人間』香取慎吾さん(当時:SMAP)
1997年1月期『サイコメトラーEIJI』松岡昌宏さん(TOKIO)
1997年7月期『D×D』長瀬智也さん(当時:TOKIO)
1997年7月期『D×D』岡田准一さん(当時:V6)
1999年7月期『新・俺たちの旅Ver.1999』森田剛さん(当時:V6)
1999年7月期『新・俺たちの旅Ver.1999』三宅健さん(当時:V6)
2000年4月期『伝説の教師』中居正広さん(当時:SMAP)
2000年7月期『フードファイト』草彅剛さん(当時:SMAP)
2001年7月期『金田一少年の事件簿』松本潤さん(嵐)
2003年1月期『よい子の味方~新米保育士物語~』櫻井翔さん(嵐)
2005年10月期『野ブタ。をプロデュース』亀梨和也さん(KAT-TUN)
2007年7月期『受験の神様』山口達也さん(当時:TOKIO)
2008年10月期『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』山田涼介さん(Hey!Say!JUMP)
2008年10月期『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』中島裕翔さん(Hey!Say!JUMP)
2008年10月期『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』知念侑李さん(Hey!Say!JUMP)
2008年10月期『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』有岡大貴さん(Hey!Say!JUMP)
2010年1月期『左目探偵EYE』横山裕さん(関ジャニ∞)
2010年4月期『怪物くん』大野智さん(嵐)
2012年4月期『三毛猫ホームズの推理』相葉雅紀さん(嵐)
2014年4月期『弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』二宮和也さん(嵐)
2014年10月期『地獄先生ぬ〜べ〜』丸山隆平さん(関ジャニ∞)
2017年7月期『ウチの夫は仕事ができない』錦戸亮さん(関ジャニ∞)
2018年10月期『ドロ刑-警視庁捜査3課-』中島健人さん(SexyZone)
2019年10月期『俺の話は長い』生田斗真さん
2020年7月期『未満警察 ミッドナイトランナー』平野紫耀さん(当時:King & Prince)
2022年10月期『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』玉森裕太さん(Kis-My-Ft2)

これまで30人の所属タレント(退所組含む)が主演を張ってきました。また最近では2番手・3番手の出演も増えてきていて(『ボイス』シリーズの増田貴久さん、『二月の勝者』の加藤シゲアキさん など)、改めてジャニーズと縁が深いことがよく分かります。グループ全員主演を達成しているのは、KinKi Kidsだけとなります。ちなみにSMAPの木村拓哉さんは日テレのドラマに出演したことがこれまでに一度もありません。最近は日曜ドラマが若者枠、土曜ドラマは大人向けに路線変更しているのもあって、近年は日曜の方に主演するケース(『金田一少年の事件簿』の道枝駿佑さん、『新・信長公記』の永瀬廉さん、『だが、情熱はある』の髙橋海人さん・森本慎太郎さん)が増えているので、土曜は減少しているかなと思いましたが、全然そんなことないな。『大病院占拠』したばかりだしな()
僕が今後この枠で主演を張って欲しいのは、大倉忠義さん、菊池風磨さん、京本大我さん、道枝駿佑さん、松田元太さんですね〜!(多すぎる)


第2位(1人)

第2位…松岡昌宏さん(7回)
『サイコメトラーEIJI』(1997年1月期)
『LOVE&PEACE』(1998年4月期)
『サイコメトラーEIJI2』(1999年10月期)
『ナースマン』(2002年1月期)
『ナースマンがゆく』(2004年10月期)
『ヤスコとケンジ』(2008年7月期)
『高校生レストラン』(2011年4月期)

第2位は松岡昌宏さんで7回。おそらく長らく1位だったんだと思います。2011年の時点で7回という驚異の登板回数。コンスタントに起用されてきたんだなと感じますね。最近は六本木で家政夫をしがちですが、2022年1月期の『逃亡医F』で10年ぶりの登板を果たしていて、今後も主演を張って欲しいなと感じますね。


第1位(1人)

第1位…亀梨和也さん(8回)
『野ブタ。をプロデュース』(2005年10月期)
『たったひとつの恋』(2006年10月期)
『1ポンドの福音』(2008年1月期)
『妖怪人間ベム』(2011年10月期)
『東京バンドワゴン〜下町大家族物語〜』(2013年10月期)
『怪盗・山猫』(2016年1月期)
『ボク、運命の人です。』(2017年4月期)土曜22時台枠移動一作目
『レッドアイズ 監視捜査班』(2021年1月期)

第1位は亀梨和也さん!土曜ドラマ調べた時に「もしかして亀梨なんじゃ?」という期待が徐々に確信に変わり、本当に首位にランクイン。松岡昌宏さんが六本木で家政夫をしている隙にどんどん主演を張り続けました。『ボイス』以降の方針転換でジャニーズの主演登板が減っているなか、『レッドアイズ』でしっかりボイス班ノルマを達成。最近、裏のNHKで『正義の天秤』に主演していて、ちょっと〜!!と思いますが。見事首位!おめでとうございます!!(何の)


総括

最近は『ボイス』をきっかけにサイコホラー系の刑事ドラマが激増した当枠。先述した通り、日曜ドラマと土曜ドラマの立ち位置が入れ替わって、近年は日曜日にジャニーズが主演を張るケースが増えましたね。『ネメシス』と道枝駿佑さんの『金田一少年の事件簿』はまさに枠の入れ替わりを感じたし、『だが、情熱がある』が日曜になったのも本当にそう感じる。一方で『大病院占拠』が1月期の話題を席巻したり、若者枠ではあると思うんですよね。4月期の『Dr.チョコレート』も若者向けのような内容であったし、7月期の『最高の教師』もそんな感じします。だから今後も若者向けで頑張って欲しいなと思いますね。

次回予告

記事公開のタイミングは僕の都合なので未定ですが、次回はTBS金曜ドラマをやりたいなと思います。意外と想像つかないでしょう?お楽しみに!

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