世界三大選手権 モータースポーツ四輪

世界には多数のモータースポーツがありますが、その中でも多くのレーサーたちが憧れ、そのレースに出場すること目標としている世界三大選手権モータースポーツ四輪があります。それはフォーミュラ1とFIA 世界耐久選手権、そして世界ラリー選手権です。

フォーミュラ1は言わずと知れたモータースポーツの最高峰であり、その圧倒的なパフォーマンスと莫大な運営資金などで、他のレースを圧倒しています。

F1サーカスと呼ばれることもあるように、世界中を転戦して回るという特徴もあります。

日本でも毎年10月に鈴鹿サーキットでレースが行われています。1950年に第一回レースが開催され、フェラーリやメルセデス、ルノーやアルファロメオなどの名門自動車メーカーが参戦し、日本からもホンダが参戦して何度も優勝を果たしています。アイルトン・セナやミハエル・シューマッハなど日本でもお馴染みのスターも生まれました。

FIA 世界耐久選手権

FIA 世界耐久選手権は、フランス西部自動車クラブ(ACO)が組織し、国際自動車連盟(FIA)が運営する世界耐久レースです。

ル・マン24時間耐久レース

ヨーロッパやアメリカ、アジアの各地域で2から3レースずつ行われ、その中でも有名なのが、ル・マン24時間耐久レースでしょう。

フランスの都市ル・マンにあるブガッティサーキットの半周とそこから延長した一般公道がコースとなり、1周13.629kmのロングコースを24時間かけて走ります。2019年の優勝はトヨタが飾りましたが、ハイブリッドカーが主流で環境にも配慮しているのが特徴です。

世界ラリー選手権 (WRC)

世界ラリー選手権は別名WRCと呼ばれ、F1とは異なり市販車がベースとなっており、サーキット場ではなく市街地や山間部などを砂煙をあげながら猛スピードで駆け抜けていくのが大きな特徴です。

またドライバーの他にコ・ドライバーが助手席に座り、ドライバーに道を教えていくことも他のレースにはないものです。F1よりもより身近に感じられることがファンにとって大きな魅力です。

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