三大クラシック作曲家

ヨハン・ゼバスティアン・バッハとベートーヴェン、
ヨハネス・ブラームスはドイツの三大Bと呼ばれています。
クラシックの中でもとりわけ重要な作曲家です。

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ

バロック時代に活躍したヨハン・ゼバスティアン・バッハは、
音楽の父と称されています。
クラシック音楽には偉人が多いですが、最も重要な作曲家と言ったら
やはりヨハン・ゼバスティアン・バッハでしょう。

対位法的な音楽が印象的で、数学的に計算されているところが
最大の魅力でもあります。
ポリフォニー音楽から次の時代の主流となったホモフォニー音楽の
両方を意識させます。
それまでの音楽の集大成、さらには次の時代への橋渡し役を
果たしている作曲家と言えます。

ベートーヴェン

バロック時代の次は古典派がやってきますが、この時代で
活躍していたのがベートーヴェンです。
当時すでに有名だった偉大なハイドンやモーツァルトたちの
後を追うように登場しました。

ハイドンやモーツァルトはソナタ形式を完成させましたが
ベートーヴェンはさらに発展させるような形で作曲しています。
ソナタ形式は主にハイドンが作ったとされていますが、
より自由で革新的な形式を打ち出したのはベートーヴェンです。
交響曲をはじめ、数多くのピアノ曲を残しています。
ヴァイオリンソナタ等も非常に人気があります。

古典派の頃はまだピアノの鍵盤の数が今よりも少なかったのですが
ベートーヴェンは今後鍵盤の数が増えることを予測して
当時存在していなかった音を楽譜に書いていたという
エピソードもあります。

ヨハネス・ブラームス

この作曲家もまた次にやってくるロマン派への橋渡し役を
果たしていて非常に重要な人物です。
ロマン派で大活躍するのはヨハネス・ブラームスです。
古典派の伝統を引き継ぎながらも革新的な音楽を作り続けました。

また史上初のレコーディングを行った作曲家としても有名です。
ベートーヴェンを崇拝していたこともあって、交響曲第一番には
20年以上も費やしています。
完璧な音楽を追い求めていた作曲家の一人です。

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