歴史総合入門(8)2つ目のしくみ : アメリカとソ連と日本の台頭
■アメリカとソ連、そして日本
「イギリスとフランスよ。委任統治領とかいって、やってることは植民地と大差ないじゃないか」「これじゃあ、あいかわらずだよ」とクレームをつけたのが、当時としては新興国であったアメリカ合衆国とソ連です。
2か国は、言ってみれば20世紀の2大役者。
しかし、なんでもかんでも西ヨーロッパに中心の置かれていた当時の世界においては、アメリカもソ連も伝統に挑む ”異端児” 的存在です。
今後の両国は新しい国際秩序の主導権をにぎろうと、20世紀を通して