見出し画像

ウクライナ紙幣 2006年発行 500フリヴニャ フルィホーリイ・スコヴォロダ

ウクライナ紙幣 2006年発行 500フリヴニャ フルィホーリイ・スコヴォロダ

フルィホーリイ・スコヴォロダ

近世ウクライナの文人、詩人でロシア帝国初の哲学者でもあり「ウクライナのソクラテス」と呼ばれています。

スコヴォロダは言語と国家の境界線が確立していなかった時代の人でした。

ウクライナの村々を放浪して暮らしたスコヴォロダは詩作にも優れた人物で様々な言語に長けており、教会スラヴ語、ロシア文章語、ウクライナ文章語、小ロシア方言(母国語方言)などを使いこなしていました。

18世紀半ば、フリーメイソンロッジがポーランド・リトアニア共和国の領土内にできた時、ウクライナに初めてフリーメイソンが現れました。

記録によれば、1784年にマロロシア(ロシア帝国)で最初のフリーメイソンロッジがロシアの役人によってキエフに設立されました。

ベスメルティと命名されたそのロッジのメンバーのうちの1人は、フルィホーリイ・スコヴォロダでした。


表面:フルィホーリイ・スコヴォロダ
裏面:キエフ・モヒーラ・アカデミー国立大学

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?