新型コロナ後の成長加速へ向けインドのフードデリバリーSwiggyが約880億円調達


■概要
 インドのフードデリバリースタートアップSwiggy(スウィギー)は現地時間4月5日、新規ラウンドで約8億ドル(約880億円)を調達したと従業員に伝えた。
 Swiggyの共同創業者でCEOのSriharsha Majety(シュリハルシャ・マジェティ)氏は、同社が新規投資家のFalcon Edge Capital、Goldman Sachs、Think Capital、Amansa Capital、Carmignac、そして既存投資家のProsus VenturesとAccelから約8億ドルを調達したと述べた。
 インドのフードデリバリーマーケットは2022年までに120億ドル(約1兆3213億円)に膨張するとBernsteinのアナリストは2021年初めの顧客向けレポートに書いた。そしてZomatoが現在マーケットをリードしていて、シェアは約50%だと指摘している。
 「インドのフードテック産業はユニットエコノミクスを改善することで成長を維持します。テイクレート(取り分の割合)は20〜25%とインドでは最高の部類で、消費者の取り込みは増えている。マーケットは ZomatoとSwiggyが寡占していて2社でシェア80%超を占めます」とBank of Americaのアナリストは最近のレポートに書いた。
 「フードデリバリービジネスはかつてなく勢いがあります。そしていま、我々は今後10年で継続的な成長を推進するところにまできています。加えて、(グローサリー配達)Instamartのような新規事業のいくつかはかなり将来性があり、その一方で我々は間もなく展開する他の事業の準備を着々と進めてきました」とマジェティ氏は述べた。

■自身として
 伸びる業界としてフードデリバリー業界が気になったのでこの記事をピックアップしました。
 このインドのSwiggyという会社は日本の楽天も何百億と投資するという噂が流れてきて知りました。インドではこのようなフードデリバリー業界や、IT事業などの産業が突出している。
 インドに行ったことはないが道路も整備されているところは少なく、食の衛生面もしっかりしていないイメージ。なのでこのような事業が新たに大きくなればしっかりした食をインドでも食べれるようになるような気がした。
 日本は出前館が大きいがそれ以外はどうなんだろう?と気になってきました。

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