【移住ストーリーvol.010】〜中国語が話せなくてもなんとかなる!親日国台湾での海外生活(リョータさん・男性)
″台湾に在住約2年。現在も現地の大学に通うリョータさんにインタビューをお願いしました!″
セカイの住まいでは、実際に海外に移住された「先輩海外移住者」にフォーカスして、なぜ海外へ移住することになったのか、貴重な体験談を取材しております。
どのような経緯で海外へ興味を持ち、実際に移住することになったのか。
一人ひとり違う移住のストーリーをご紹介しています。
【今回ご紹介する先輩海外移住者】
リョータさん(男性) 国:台湾 移住期間:2019年〜
__台湾ヘの移住はどんなことがきっかけだったのでしょうか?
留学がきっかけです!
元々親の仕事が台湾との関わりがある仕事で、その事もあり台湾に留学に行くことを勧められていましたが全く台湾に留学する気持ちはなくて…。
ただ、中高時代熱心に勉強する事もなく、大学も興味がある大学がなくどうしようかと模索していた時に、親だけでなく自分で調べたり友人のお母さんの勧めもあり、英語と中国語どちらも学べる台湾へ留学すれば、将来何かしら自分のやりたいことが見つかった時に役に立つのではないかと思い、台湾への留学を決意しました。
__いつ頃から台湾ヘ興味をもっていましたか?
留学の1ヶ月前までは本当に特に台湾へ興味がありませんでした。
今思えば逆にそれくらいの気持ちでも行けたので自分でもびっくりしてます。
__台湾ヘ移住するにあたって、不安はなかったのでしょうか?
興味もなければ台湾の言語である中国語の勉強もしていなかったので、言語が話せないという点で不安でした。
しかも初めての海外への長期留学だったので、喋れない人が行って良いのかなと思ったりもしましたが、中国語と英語を学んで大学をとにかく卒業できればいいかと思い、不安は持ちつつもフランクな気持ちでした。
__いつ頃、台湾ヘ移住されたのでしょうか?
1年半前くらいからです!
__台湾ヘの移住にあたってどのように物件を探されましたか?
最初はビザも一緒に取得してくれる台湾への斡旋会社が紹介してくれたシェアハウスに住んでいたので、特に探す苦労などもなくすぐに住むところは決まりました。
最初は語学学校へ行っていたので、シェアハウスの場所にも不満はなかったのですが、語学学校卒業後に入った大学が住んでいたシェアハウスから離れた場所だったので、思い切って引っ越しを決意しました。
引っ越す際の物件探しは、まずは一緒に住んでくれそうな友人を探して、その後に友人と共に不動産を探してそこで紹介された物件を見て、良いと思った物件は大家さんと交渉しました。
物件を探していた時はもう、台湾に来て1年経った頃で語学学校も卒業した後だったので、割とスムーズに交渉することができました。
他の国では日本人というと下に見られて借りるまで時間がかかったりという話も聞いたことがありますが、台湾は本当に親日国なので、「他の国の人に貸すことが決まっているけど、日本人の君たちを優先して貸してあげるよ!」という大家さんもいたくらい。
結局その物件とは別の物件に住むことになりましたが、台湾の人が親日であるという事を改めて実感した出来事でもありました。
__他にも台湾の現地の人が親日だなと思ったエピソードはありますか?
親切にされている感じは日常でも感じます。
1回台湾の南の田舎の方に遊びに行った時、全く知らない現地の人と話をしている中で自分たちが日本人だとわかり、「奢ってあげるよ」とご飯をご馳走になった時はびっくりしました。
歴史的にも台湾の人たちは日本に感謝の気持ちを持っているらしく、全くその頃とは関係ない自分たちにまでそんな風に親切にしてもらえるとは思っていなかったのですごいなと思いました。
_台湾の物件の賃貸料は日本と比べてどうですか?
比較的安く住むことができると思います。
僕は今何人かでシェアハウスしているので、台北の立地も割と良いところで、総額18万くらいのところに住んでいますが部屋数は5個以上ありますし、1人あたり5万円もせず住むことができています。
一人暮らしだとしても台北では4万円くらいで住めると思います。
あとはボーダレスハウスというシェアハウスもあり、そういう物件はインターネットでどのような国の人が来てもいいようにいろんな言語で物件の情報が書いてあるところがあるのですが、安いところだと1万円もせず住むことができたりします。
__台湾ヘの移住についてご家族の反応はいかがでしたか?
両親は僕に対して「早くどっか修行に行け」って感じだったので、台湾に留学に行くという決断には「いいんじゃない。」っていう感じで特に心配とかはされませんでした。
__現地のコロナ事情について
台湾はコロナの前から中国からの入国が厳しく、ビジネス関係以外の人は入れないようになっていました。
また、観光客も早い段階で入国が規制されたので、国内はマスクをしていない人もいるくらいコロナは終息しています。
マスクをしている人もコロナというよりは風邪予防にしている人という印象の方が強く、クラブなどの密集した場所での娯楽も普通に再開されています。
ただ、台湾国外の人へは今でも厳しい制限はかけられていて、最近ではビザも日本人だけでなくどこの国籍の人も取ることが難しい状況です。
留学などの目的で入国するのも難しいと思います。
__他の国や都市と比べ、台湾の住み心地などはどうでしょうか?
正直日本と変わらないので住み心地はいいと思います。
日常生活も現地の友達とも日本に住んでいる友達ともオンラインでゲームをしたり。
最近は大学の課題が忙しくあまりゲームもしていませんが、それは日本にいても同じような生活だったかなと思います。
__移住してみて感じた事があれば自由にお聞かせください!
最初は言語が話せないということで不安もありましたが、言語が話せなくても余裕じゃん!と思いました。
もし、留学しようか迷っているという人は、台湾であれば言語が全くわからず話せなくても、まずは留学してしまって語学学校に行く選択をすることが手っ取り早いと思います。
実際に全く中国語が話せなかった僕でも、3年も台湾にいれば中国語は日常的に
使用できるようになり、物件を探す際にも中国語を交えながら探すことができるくらいには話せます!
まだネイティブな現地の人同士の会話に入るのは難しいと感じることもありますが、自分が言いたい事は言えるくらいには上達しました。
今は国外のコロナの状況が何とも言えないので、一概には言えませんが、本来であればビザも斡旋会社などを通せば簡単にすぐ取得できますし、来てしまえばどうにかなるもんだなと感じています。
あとは台湾はご飯が美味しいです!
特に蛋餅という食べ物が好きです。
蛋餅とは薄い円形の餅をまず鉄板で温めた後に、生卵を鉄板に落として目玉焼きのようなものを作った食べ物です。
蛋餅には色々なトッピングの具材があって、その中から好きなものを選べます。
トッピングは焼けてきたら、温めた薄い餅に目玉焼きを置いて選んだトッピングもそこに追加します。最後はそれらを丸めるように包んで6個ぐらいに切ります。僕はいつもベーコンチーズ蛋餅を食べてます。
これは薯餅蛋餅(ハッシュドポテト蛋餅)です。
__現地の方とコミュニケーションを取る上で気をつけている事
台湾の現地の人は丁寧語はあるものの、基本日本のように礼儀にうるさくなくフランクにその人の人を見て接してくれます。
なので、最低限のマナーや人への思いやりがあれば特に気をつける事はないと思います。
逆に日本人の方が、マナーや礼儀にうるさかったり、面倒だなと感じるくらいで、現地の人とのコミュニケーションは勉強にもなるし楽しいです。
ちなみに現地の人ではなく、台湾に留学に来ている日本人は変わった人が多い印象です。
__ 現地の国民性を教えてください
台湾の人たちは話すの大好きな人が多く、ハッピー人間が多いです。
話していても楽しいですし、とても思いやりがあり優しいです。
__今後の夢や目標をお教えてください
今はまだ将来やりたい事は定まってはいなくて、探し途中ですがまず第一目標はあと2年でストレートに大学を卒業することです。
その先はどのような職種についても言語能力があって損してないので、とりあえず今勉強している英語と中国語を仕事で使えるようなレベルまで持っていきたいです。後は思い切って英語圏の国で一から勉強したいという気持ちも持ち始めています。
その為にも英語に関してはTOEICで800点以上取りたいです。
そして将来は仕事の中で英語もですが、中国語も必要とされるような環境で働きたいと思っています。
__最後に、これから台湾へ移住を考えている移住後輩たちに一言アドバイスをお願いします。
本当に言語は全く喋れなくても大丈夫なので、迷ったり日本でスクールなど通うくらいなら台湾に移住した方がいいことがたくさんあると伝えたいです。
斡旋会社を通せば話せなくてもビザも簡単に取得できますし、家も簡単に借りれます。
日本人にとっても台湾は住みやすいと思うので、これからもっと台湾へ留学する人が増えるのではないかと思ってます。
本当に何回も言いますが来てしまえばなんとかなるってことを伝えたいですね。
〜番外編・台湾〜
日本人の現地での恋愛事情についてもお聞きしてみました(^^)
・どんなタイプ(男女)が多い?
男女共にオープンな人が多く、日本では恥ずかしい目で見られてしまうようなことも、気にしない人が多いですね。
・みんなどうやって出会ってる?
大学生の間ではティンダーが盛んです。
おすすめの遊びやスポットは台湾の南の方へ旅行行くこと。
デートスポットなども日本とあまり変わらずカフェとかですかね。
・日本人はどんなタイプがモテるの?
女性はとにかく日本人ってだけでモテる印象です。
男性は優しい人がモテると思います。
・デートカルチャーで日本と違う点はある?
個人差もあるかもしれませんが、日本人は恥ずかしい気持ちなどもあり、デートなどオープンではありませんが、台湾の人たちはデートは必ずSNSに載せるなど、とてもオープンなところが違うなと感じました!
リョータさんありがとうございました!
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