見出し画像

『即効性』と『本質』

人は即効性を求めがち、本質は求められずらい!?

僕は体質改善をしたことがある。

何故、体質改善をすることが必要だったのか?

僕は、産まれたときからアレルギーがあり、喘息とアトピーをもっていました。

小学校に上がる前から頻繁に入院をしており、発作が酷く夜寝ることができないこともしばしば。

これは記憶があるので思い出すだけで、ゾッとする。

祖母に会うと必ず言われていたことがある。

「いつも苦しいそうでガリガリで可哀想」だったと、、、


小学生だったある夜の話

僕は発作が酷く呼吸することが困難な状態となりグッタリしたことがある。

そんな姿をみた両親は救急車を呼ぼう!と思ったそうです。
ただ、その時間さえも待てない状況と判断し車を走らせました。

夜中だったので救急病院しかやっておらず、少し遠いが大きい病院へ行くしかありませんでした。

距離があったので高速道路に乗ることに・・・

親父は気持ちを落ち着かせながらも息子のグッタリした姿はさすがに動揺していたのでしょう。

いつも以上にアクセルを強めに踏んでいたのです。

当然、スピードは出ています。

後ろから赤いランプがひかり「止まりなさい!」というパトカーから声が聞こえてきました。

そうです。

だいぶ法定速度を超えていたのです。

路肩に車を止めることに。


その後、どうなったと思います?

なんと、病院までパトカーが先導してくれたのです。

すごいよね!

大人になり、その当時のことを親父から聞くと「罰則は後から受けるから、とりあえず息子を早く病院まで連れて行かせてください。」ということを懇願したそうです。

事情を聞いた警察官は、上記のような行動(病院まで先導)をとってくれたようです。

しかも罰則も無かったようです(今だったらどうかわかりませんがね。笑)

粋だよね!


僕は、本当に身体が弱かった、、、

そして、苦しくて辛かったのは僕だけじゃないことを知っていた。

僕が夜寝れないということは、両親も寝不足だった。

息子の身体が弱く、なんとか発作が止むように背中をさする。

次の日が仕事だというのに、ほとんど寝ることなく仕事場へ向かっていました。

母の寝不足は僕が小学校を卒業するまで続いていたと記憶してます。

僕は身体が弱いことを恨んだ。

なんとしても発作がでない身体になりたかった。

あなたもご存知かもしれないが、

喘息やアレルギー(アトピー、花粉症など)を抑えるのに手取り早い成分にステロイドや保湿を促す成分がある。

これは、本当に速効性があった。
だが持続性がない。

少し期間が過ぎると、また同じような症状がでる。

実際は、ドンドン酷くなっていった。

それに伴い、徐々に成分も強くなっていく。

猛毒で副作用がすごくあるわけです。

つまり、僕の身体は一見、良くなっているようにみえていたが、身体はステロイド漬けになりステロイドがなくてはならない身体になっていました。

麻薬依存と一緒。
やめようと思うと禁断症状がでる。
やめられなくなる。

これが意味することとは、、、
そう、違う病気になる確率が格段に上がる。

なんとも悲しい話しです。

健康な身体を手に入れるはずが僕の身体は余計悪くなっていたのです。。。

明らかに症状が治らなくなってきた時、僕はある病院で先生に意見しました。

僕「このまま薬を続ければ、この症状は治るのでしょうか?」

先生「ステロイドとは、しっかり付き合っていけば大丈夫ですよ」

僕「いいえ、治るのでしょうか?」

先生「頑張って続けていきましょう」

僕「いいえ、薬を続けたくありません」

先生「でも、今の症状を抑えないと、余計、辛くて酷くなりますよ」

僕「わかりました。もう結構です、、、」

ここから本当に辛い日々を送ることになるわけですが、その選択が今となっては間違いではなかったと思ってます。

それから約5年間、僕は体質改善をするわけです。

人一倍、この分野に関して勉強しました。


今は、お陰様で病弱な身体から卒業できました

薬は根本的な症状を治すのではなく表面的なものを抑えるだけ。ということを知ったからです。

クスリはリスクでしかない。

人間の身体はよくできている。
悪いものがあると、外に出そうとする。

健康体な人は肝機能などを通り、尿だったりう◯こで要らないものを排出することができる。

でも、悪い成分が出切らないと人は皮膚から悪いものを出そうとする。
これがアトピーや花粉症といった症状になるわけです。

気管支炎などもそうです。

でも、我慢するのが辛いから薬で抑え込むんです。

もちろん、僕は医者ではないので自分の実体験と調べてやったことだけしか書くことはできません。

あくまで、上記は僕の意見です。

他の治療法や改善策はあるかもしれませんが、この段階では知り得ませんでした。

僕のような患者は辛いのが嫌なので、一瞬で良くなる薬を選択する。

一見、患者と先生はお互いWin Winな感じにみえるが、 WIN loose、もしくはloose loose。


これって、ビジネスにも通ずることなんです

・簡単に業績をあげられることだけをやる。
・今ある問題に蓋する。

ということがあったりします。

これは、問題の解決になっていないし、もっと悪化することになる。

簡単に儲かります。とか、3つのテクニックをやれば大丈夫です。といった教材は1番売れたりする。

一時は上手くいくが持続しない。

では、はじめから本質的なことを伝えればいいのか?

そうとは限らない。

そもそも本質的なことは、いまいまの悩みには無いことだったりするので、中々受け入れてもらえない。

何故か?

結果がすぐ出ないからです。

例えば、マーケティングの基礎を学ぶ。といった類のことはビジネスを続けていく上で必須なのに、後回しにしがちです。

みんな速効性のあるテクニックが好きなんです。

速効性のあるテクニックは薬みたいなものです。

本質的なことは体質改善と似ている。

体質改善は、すぐ結果があわられないし時間のかかることだったりします。

ここの大切さがわかると、何を学ばなければいけないのかがハッキリします。

あなたは薬派、体質改善派?

どちらを選ぶかで1年後または2年後からの結果が大きく変わってきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?