天才と秀才と凡才と

世の中の人間は3つのタイプに絞れる。

何言っているかわからないけど、気がついたら結果を残している天才タイプ。

数字や論理に強く、地道に結果をだす秀才タイプ。

そして、なんにも才能が無い凡才タイプだ。

皆、天才や秀才に憧れる。
だけど、ほとんどの人は当たり前だけど凡才なのだ。

自分が凡才であることを自覚出来ず、天才や秀才だと勘違いしてしまうと、厄介なことが起きる。

天才みたく、皆が思いつかないようなアイディアを出してみたり、秀才みたく巧みな論理展開をしてみたりすると、事件だ。

目的にあっていないトンチンカンなアイディアを出してしまったり、数字に固執してかえって議論をややこしくしてしまったりしてしまう。

これでは天才や秀才の足を引っ張るだけだ。
凡才は凡才であることを自覚することが大切なのだ。

有名なパレートの法則をビジネスに当てはめて、これを説明してみる。

・ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。
・商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。
・売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
・仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。


https://www.movin.co.jp/consul/consul_think/pareto.html

あまりにも残酷な現実だ。

全体のほとんどを占める凡才は、天才や秀才ぶらずに、彼らのサポートをすべきなのだ。

凡才が凡才の自覚をすることで、天才や秀才の邪魔にならず、才能が遺憾無く発揮されるようになるだろう。

凡才は凡才でも、「凡才の自覚がある凡才」になるべきで、「凡才の自覚のない凡才」になってはいけない。

あれ?これ無知の知だ。
おわり

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