【住友ゴム工業への投資検討】【タイヤ業界の未来とは】
現在、住友ゴム(5110)へ投資すべきか急に調べ始めてます笑
何故、住友ゴムなのか?!
マスターズ(世界的ゴルフ大会)で松山選手が優勝したからです‥
ゴルフ好きの方はピンとくるかもしれませんが、
実は、松山選手が使っているゴルフ道具の大部分を、住友ゴムが製造しています。
私も、年間100ラウンド近く行くほどのゴルフ好きなので、
猛烈に松山選手と同じモデルのゴルフクラブが欲しいです。
日本では、松山選手優勝効果で、既に品薄という報道も出ていますね!
残念ながら、私が住んできるベトナムは、住友ゴムのゴルフクラブ、代理店がないのかほとんど売ってません(泣)
住友ゴムは、ダンロップ、ファルケンブランドのタイヤメーカーとして、
一般的には認知されていると思います。
一方、ゴルフクラブでも、スリクソン、ゼクシオ、クリーブランドという、
多分ゴルフ好きなら誰でも知っているブランドの製品を作っています。
ゴルフを引退すれば、
もっと投資できて、FIREがやまるのにと、自問自答することもあります‥
それでも、ゴルフにお金を投入するというのは、好きな方は分かって頂けると思いますが、上達が実感できる楽しさ、雄大な自然(人間が開発してますが‥)、友達と過ごす時間の素晴らしさetcかなり中毒性のあるスポーツです‥
ちなみにというか、残念ながら、住友ゴムのスポーツ部門の売上は、タイヤ部門のだいたい10分の1なので、松山選手効果でゴルフクラブがバカ売れしても、株価に与える影響は少ないです(泣)
個人的な話は置いといて、
一旦、住友ゴム投資判断の前に、タイヤ業界について調べてみました!
【タイヤ業界大変革】
普通に生活してて、タイヤ業界の未来を考えることなんてないですよね笑
私も、松山選手の優勝まで、考えたこともありませんでした。
当然、タイヤメーカーに投資しようとも、考えてもいませんでした。
自動車産業は、私がわざわざ言う必要もありませんが、
EV化、コネクティッド化、自動運転、カーシェアリング、MaaS(モビリティーアズアサービス)と100年に一度の変革期を迎えています。
一方で、タイヤは、丸い、ゴム、黒色、特に変化なしくらいの認識です。
しかも、タイヤという製品は既にコモディティ化しており、メーカーは乱立。
中国や、韓国の新興メーカーに、
ブリジストン(日)、ミシュラン(仏)、グッドイヤー(米)、コンチネンタル(独)、住友ゴム(日)など先進国の老舗メーカーがシェアを奪われている状況です。
正直、相当な車好きでもなければ、タイヤの良し悪しなんて路面から感じ取れないので、安い製品(中国・韓国製)でもありという人も多いと思います。
タイヤの出費は意外と高額ですもんね。
しかし、調べて行く中で、実は、人知れずタイヤ業界も大変革期を迎えていることを知りました。
タイヤ業界の方、不勉強ですみませんでした。。
大変革は、タイヤのサブスク化が関係しています。
実は、業界トップのブリジストンと、No2のミシュランが先駆けてタイヤサブスクサービスを既に開始しています。
そして、タイヤサブスクは、これからのカーシェア・自動運転時代のマストのサービスになると思います。
何故、マストになるのか説明して行きます。
【タイヤサブスク時代の到来】
まずタイヤのサブスク化とは、何なのかという点ですが、
その前に、私のタイヤとの付き合いかたは、過去現在このような形でした。
(過去現在)
新車・中古車を購入時タイヤが装着されている
タイヤ消耗👉タイヤ購入・タイヤ交換
タイヤパンク👉タイヤ購入・タイヤ交換
車検👉タイヤ購入・タイヤ交換
冬になった👉スタッドレスタイヤ購入・タイヤ交換
‥‥‥以下永久に同じ流れ
それが、サブスク時代になったら、こうなります。
(サブスク時代)
タイヤ交換・メンテナンスの月額定額のサブスクサービスに加入。
(タイヤメーカーがサービスを提供)
→使用用途に合わせたタイヤの提案と組替・脱着に加え、パンク補償、定期的な安全点検や各種メンテナンスを受ける。
終わり。
です。
そして、カーシェア時代に、タイヤサブスクが何故マストなのかですが、
ほぼ確実な未来予測として、車は数年後、自分が使っていない時間、カーシェアリング(自動運転付き)されます。
現在、車は、通勤などで利用して、仕事や寝ている間、基本ずっと駐車場に待機してますよね。
当然、タイヤはほとんど消耗されません。
カーシェアリング時代が本格化すると、自分が車を利用しない時間帯、自動運転の車をカーシェアして、お金を稼ぐ人達が増えるでしょう。
自分が使用していない間も、車は誰かを乗せて、ずっと走っています。
下手したら24時間稼働しているかもしれません。
そうなると、タイヤは滅茶苦茶消耗すること間違いなし。
お疲れ様です。ボロボロです。
そんな未来では、今以上に、頻繁なタイヤ交換や、メンテナンスが必要となります。
そして、消費者としても、短期間で消耗するタイヤの交換やメンテナンスを自分で頻繁に対応するより、定額払って、プロに管理をお任せした方が楽ですよね。
勿論、タイヤメーカーもその流れになることは十分承知しており、
タイヤを頻繁に購入するより、サブスクの方が複合的に考えるとメリットありますよーとアピールしてきています。
長期的に見れば、消費者が払う金額は、サブスクの方が損、メーカーが儲かるケースであっても、流されてしまう消費者は、常識として定着したサブスクを選択してしまうでしょう。
全然そんな未来にならないかもしれません!
僕の独断と偏見が入ってますので悪しからず笑
【生産者の変化】
この流れは、消費者だけでなく、生産者にも変化を起こします。
まず、タイヤメーカーはガチで、耐久性があり、パンクしないタイヤを生産してくると思います。
というか、後で紹介しますが、既に開発済みです。
各社、これまでも耐久性などをアピールしていましたが、恐らく本気ではなかったのでしょう。
何故なら、本気の本気でパンクも消耗もしないタイヤを作ると、販売できるのは、新車向けのタイヤのみで、それ以降、全然売れなくなってしまうからです。。
業界のカラクリ的に、新車向けのタイヤは利益率が超低くて(トヨタとか自動車メーカーの交渉力が超強いから)、街で売っているタイヤの方が利益率が高い構造があります。
適度にパンクして、溝が擦り減って、町のカーショップで買ってくれた方が、
タイヤメーカー的には粗利が高く儲かります。
しかし、サブスク時代になると、これまでのような雑魚タイヤ(適度にパンク・適度に溝すり減り)より、
スーパータイヤ(全然パンクしない、ほとんどすりへらない)が重視されます。
何故か。
当然と言えば当然なのですが、耐朽性雑魚タイヤのままだと、頻繁にタイヤ交換・メンテナンスが発生して、手間暇がかかり、サブスクの利益率を圧迫します。
毎月サブスクで安定収入をもらいつつ、スーパータイヤのお陰で、滅多にメンテナンスをしないでいい状況が一番儲かりますよね!
更に、スーパータイヤで、滅多に交換が必要なければ、企業として環境問題に対応しているとアピールすることもできます。
現在の、大量生産・大量消費・大量の廃棄タイヤ発生、ではこれからの環境重視時代を企業は生き抜くことはできません。
それでは、サブスク時代を見越した各社の新タイヤをご紹介します。
ミシュランのエアレスタイヤ!
酷い路面で、写真のようにグニャッとなっても、エアレスなのでパンクしません。
ブリヂストンは、ゴムと樹脂の性質を併せ持つ新素材「SUSYM(サシム)」を使って新タイヤを開発。
タイヤの内側と外側の強度をタイヤ、ホイール用に分けた構造。
空気を使わないエアレスタイヤで、完全自動運転やシェアリングが普及した際に、メンテナンス負荷を低減できるタイヤだそうです。
住友ゴム工業が新たに開発したタイヤは、
ゴムの分子がいったん切れても再びつながる特性を持ち、今後、改良を重ねることで修復機能を更に高めて行くそうです。
タイヤ業界について、つい長々と書いてしまい、毎度のことですが、住友ゴムに辿り着きませんでした。
次回は、住友ゴムに投資すべきか、住友ゴム個別の事情と、私の投資方針を書きたいと思います。
まだ、何も推薦してませんが、投資は自己責任で宜しくお願いします笑
引き続き宜しくお願い致します。
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