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小さな一歩でよりよい未来を創るために、SEKAI HOTELがしていること。

こんにちは、SEKAI HOTELの浜登はまとです。

今回は、SEKAI HOTELが創業当初から行なっているSocial Good 200ソーシャルグッド200という取り組みについて、改めて紹介していきたいと思います。

Social Good 200とは?

Social Good 200とは、宿泊ゲストからいただいた宿泊費のうち200円を「地域のためもしくは社会貢献に使い、より良い未来を創っていこう」という取り組みです。

つまり旅行者はSEKAI HOTELに宿泊するだけで地域発展貢献や社会貢献ができ、地域はSEKAI HOTELに宿泊する人が増えれば増えるほど、より良い未来のために進んでいくことができる、ということになります。

なぜSocial Good 200に取り組んでいるのか

SEKAI HOTELで大切にしている価値観の中に「三方よし」という言葉があります。「三方よし」とは近江商人に大切にされてきた言葉で「買い手よし・売り手よし・世間よし」という意味。

ビジネスは利益を得られればOKということではなく、ステークホルダーにも社会にも、関わるすべての人・モノに良い影響を与えなければいけないという考え方です。

SEKAI HOTELという事業を通して、空き家増加や過疎化、教育格差、少子高齢化など…地方を中心に存在する数々の課題を解決するために、少しでも社会に貢献するという気持ちで運営しています。

ご宿泊いただいたゲストにとっては、直接的なメリットにはならないかもしれない。だけど、せっかくだったらSEKAI HOTELに泊まったら、「このまちの人が笑顔になれるんだ」「このセカイに“ちょっといいこと”しているんだ」という視点になって欲しいな、と考えています。

みんなで創るSocial Good 200

「泊まるだけで“ちょっといいこと”ができるSEKAI HOTELだけれど、少しでも、より良い未来の創り手になって欲しい」
という思いで、SEKAI HOTELでは、各ゲストにSocial Good 200の使い道を選択してもらっています。

ご宿泊いただいたゲストはチェックアウト時に、以下の3つの中から1つ選択してもらい協力していただいています。

●地域の新しい形をつくるために:まちを創るDIY

SEKAI HOTELの客室は空き家や空き店舗をリノベーションして作っています。
空き家・空き店舗をSEKAI HOTELの客室にしていくことで、空き家問題やシャッター商店街などといった社会問題を解消していくためのきっかけとして使わせていただきます。

●地域の子どもたちの選択肢を増やすために:地域の子どもたちのために
SEKAI HOTELでは地域の子どもたち向けに、無料イベント・icoimaイコイマを定期的に開催しており、Social Good 200を通していただいた資金で運用しています。
※状況により開催を見合わせる場合もあります。

以前はタイのお祭りピーターコーンで使うお面を作りました。

icoimaでは、

① 好奇心を育てる
② 自主性や協調性をはぐくむ
③ 地元に学校と家以外の居場所ができる

という3つを軸に家や学校だけでは、なかなか触れる機会の少ない海外や地元の文化や風習・言語を学び、自分で考えることで、自分たちの住むまちのことや知らない世界を知り、視野を広げて欲しいという思いで運営しています。

▼「なぜSEKAI HOTELはicoimaを開催しているのか」はこちらから▼

●セカイの未来へつなげるために:世界中の子どもたちのために

Social Good 200の使い道は、地域だけではなく世界にも。
開発途上国支援をしている団体に寄付し、学ぶことが難しい子どもたちの教育支援金として活用させていただきます。

Social Good 200はどのように使われているのか

Social Good 200の使い道のうちの1つicoimaを今回は紹介します。

前述の通り、icoimaは地域の子どもたち向けに開催しているイベントで参加費は無料。Social Good 200を原資に運営しています。

icoimaのテーマはその時々によってさまざまです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で約2年ぶりとなった2022年9月度のicoimaは、メキシコの「死者の日〜Día de Muertosディア デ ムエルトス〜」をテーマに開催。

メキシコのお祝いには欠かせないパペルピカドを切り絵で作成

ガイコツ柄のお面に可愛くペイントをし、祭壇に必要なパペルピカドを切り
絵で作成。最後にみんなで祭壇を飾って写真撮影をしました。

フェイスペイント代わりのガイコツのお面と祭壇の前でパシャリ

メキシコというなかなか触れられないような国の文化を知り、ただ楽しむだけではなく、ご先祖様との繋がりや知らない子どもたちとの繋がりを実感するイベントとなりました。

最後に

今回は、SEKAI HOTELが行っているSocial Good 200という取り組みについて紹介してきました。

SEKAI HOTELに泊まれば、だれもが地域の住民の一員です。
まちを歩くときに「こういうところに役立てて欲しいな」「ここはSocial Good 200が使われているのかな?」といった視点で、まちのことをより深く知ってみるのも、SEKAI HOTELの楽しみ方のひとつ。

いろいろな人が今より少しでも幸せになれるように、一緒にセカイの未来を考えてみませんか?


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