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ダイバーシティ推進部 活動①講義

みなさんこんにちは!
今回はラクロス界の名プロデューサー渡邊賢一さんの講義を受けた感想についてお話していきます。


1.講義に至るまでの流れ

私達ダイバーシティ部は、一人一人がダイバーシティとは何かについての見解を持ち、ラクロスを通して、ダイバーシティの重要性や取り組みを普及させることを目標に活動しています。その目標を達成するには私達はまだまだダイバーシティについての知識や理解が足りていないと感じました。そこで、第一歩としてラクロスはダイバーシティなスポーツであることを私達が理解し、よりダイバーシティについての考えを深めるために、渡邊さんに講義を依頼しました。

2.渡邊賢一さんの紹介

渡邊さんは学習院大学ラクロス部に所属し初代主将を務められていました。大学卒業後はカリフォルニア大学サンディエゴ校、ワシントン大学BUSIPに留学され、留学先でもラクロス部に所属し活動されていました。その後、国際電信電話、朝日新聞社、内閣官房に勤務後、株式会社XPJPを設立され、価値デザイナーとして活動されています。又、日本からラクロス文化を進化させることをコンセプトに大会運営やラクロスを通じた地域と次世代交流のイベント等にも取り組まれています。

3.講義の内容

まず初めに、現在のラクロスの競技は北アメリカに住む先住民族の一部族であるイロコイ族の伝統的なラクロスが起源となっています。イロコイ族は紛争のように争って物事を決めるのではなく、対話によって物事を決める議会制民主主義の形が取られていました。当時、イロコイ族が平和を誓う儀式に使用していた道具を使用して、ラクロスを行っていたため、イロコイ族にとってラクロスは社会を良くするアクティビティとされていました。
時代が進むにつれ、ラクロスは民主主義の象徴として博愛や友愛について考えるために大学教育にもラクロスが採用されるようになり、現代では競技としても幅広く人気を集めています。

4.講義の感想

今回の講義でラクロスの起源について学び、初めてラクロスは平和の象徴とされているスポーツであることや、イロコイラクロスからダイバーシティという用語が生まれたこと、ラクロスはダイバーシティなスポーツである事を知りました。ラクロスはオリンピックスポーツになり、競技性が高まりつつありますが、本来の先人達がラクロス人に残した、社会を良くする活動者になってほしいというメッセージを受け取り、本来のラクロスの意味を忘れてはいけないと感じました。又、今まではダイバーシティについて深く理解できていませんでしたが、イロコイ族の伝統文化からダイバーシティとは、人種や考え方が異なる人と争うのではなく、対話によってお互いを認めあうことだと思いました。

5.学んだことを大会にどのように活かすか

今回の講義を通じて、本来のラクロスの起源を知れる機会となったので、今大会でイロコイラクロスの起源や先人達がラクロス人に残したメッセージを正しく多くの人に広める機会にしたいです。
又、今大会は世界各国から沢山の人が参加するので、文化が異なる人や普段あまり関わわったことのない人達とお互いを理解し、認め合えるような機会やブースを設置し、差別や偏見が少しでもなくなるきっかけに繋がれば嬉しいです。


以上、渡邊賢一さんの講義についてでした。
今後はさらに詳しい活動について載せていくので、是非ご覧ください!

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