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最高の一日と、その先

とても楽しい一日でした。ビジネスホテルで外こもりしてきたのです。

①着いてすぐにテレビつけて、よく知らないお笑い見ながらぼーっとする。
②ベッドの上で「ルイージマンション2HD」をやる。
③メイド服を着て姿見の前で正拳突きする(これが本当にストレス発散になった)。
④コンビニ行って豪遊。食べたいもの全部食べる。(食べながら「しかのこのこのここしたんたん」を見る)
⑤大浴場でゆったり。
⑥ちょっと本読む。
⑦ぐっすり寝る。
⑧ギリギリまでダラダラ過ごしてチェックアウト。

まるで気分は王様です。非常に充実した大満足の休日でした。100点。
自分がYouTube等に頼らずとも楽しい時間を過ごせることを再認識できたのが大きいです
また、行こうと思えば家の外でもリラックスできるのだということが嬉しいですな。またいつか、逃げ込みたいと思います。(ただし、所詮金に余裕があればの話ですが…。)

出かける前は疲れと軽度のうつ状態(不安や無力感)だったのですが…すごく幸せで満たされた気分になりました。脳が喜んでいます。ビジネスホテルに泊まるのも、メイド服を着るのも初めてだったので、新しい喜びを発見し、成長を感じます。この世界をより肯定できるようになりました。
さて、最高の気分で帰宅して気力も回復、すっかり前向き人間になったかと、思われました。

しかし、、、

なんだろう、時間が少し経ったら脳が嬉しくなくなっていました。翌日にはもう喜びが収まってしまいました。

この先の人生が、あまり良くなっていく気がしないのです。特に私は、お仕事が怖いです。

楽しいことを見つけても、王様のように豪快に過ごしても、世界の見方が変わることはなくて、嫌なことや向き合いたくないことが帳消しになるわけではないですよね。
そして私は、成長しても私のままです。

全ては無駄だったのでしょうか…?気分転換は所詮、気分が転換されるだけ…?
ですが、こうも思うのです。

ホテルでサービスをしてくれた人たちも、YouTubeで面白い動画を投稿してくれてる人たちも、可愛いメイド服を作った人も、ルイマンを作った任天堂の人たちも、帰りに食べた親子丼を作ってくれた人も、誰も私に、絶望してくれ、生きているべきじゃないから消えてほしい、と思っているわけじゃないと思います。

私のことは心底どうでもいい存在だとは思いますが、それでも、感動させていただいた以上、他人だけど他人じゃないです…!
チャンネル登録者数のためかもしれませんし、生活のために仕方なくやっている仕事かもしれません。ですが、それらは食べ物を作る人や病気や怪我を治す人と同等以上に私を助けてくれています。
私がお金を払えるからでしょうか。お金のやり取りを超えた感動があったように私自身は思いましたが、別にそれだっていいです。なんかどっかで聞いた話なんですけど、出産から22年間の養育費は平均総額約1,640万円らしいっすね。
優秀で有能で、人格者なあなた方に出会えて、高額なお金までかけて頂いて、それでもなお、首の皮一枚で繋がっているのがやっとみたいな出来なのが私です。もうちょっと頑張ります。

26歳は、もっと異性に対してガツガツいかないとダメでしょうか?競争を好み、他者の上をいくことにがむしゃらにならないとダメでしょうか?
わかりやすく、頑張れなかったやつの行き着く末路的な未来が待ち受けているのでしょうか?

必ずしもそうじゃないと思いたいです。私は私のやりたいことをやりつつ、感動させてくれた世界に一ミリでも還していけるようにやっていきたいです。

いつもいつもありがとうございます。

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