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人生がよくなっていく気がしない時について
仕事が終わった。今日は本当に暑い日だった。ようやく夕方になって涼しくなってきた。
ハードな仕事ではないが、それでも疲労感がある。
特に頭の方が疲れている。
まだ月曜日だ。
やることがない。やりたいことがない。
疲れている時は自分を労ればいい、自分のやりたいことをやればいい、と各所から言われる。しかしそのやり方は誰も知らない。
教えてくれない。
本当に空っぽだ。
かといってインプットをする気力もないし、何かをインプットしたところで、これは本当に役に立つのだろうか?とか要らないことを考えてしまう。
結果手っ取り早く気持ちよくなりたくて、気がつけば何かもぐもぐ食べてたり…。
とりあえず疲れた。休息時間が必要だ。
疲れた。
仕事をやる時、無意識に心を奮起させているのだろう。やるぞ!とかいくぞ!とか。仕事を終わらせてアフター5は遊ぶぞ!とか昇給して欲しいものを買うぞ!とか。
上司に評価されるためにやるぞ!とか。
やるしかないんだ!とか。
仕事は、もっとうまく適当にやらないとなぁ…。
奮起させた心は固形燃料みたいに溶けていく。いつまでも燃えるわけじゃない。
やるぞ!はやりたくない!の上塗り。元気の前借りなのかもしれない。
そうなると仕事が終わった後は、奮起してはダメなのだ。固形燃料が復活するまで、心を熱くしてはダメだ。
それではこの先何に期待すればいいのだろう。
電池の切れた機械人形のように、じっとしていればいいのだろうか?
軽い創作をするのは、悪くない。
これを書いている時、楽しくもないし、つまらなくもない。これはまさに、『凪』である。穏やかな時間だ。無になり、楽にできる作業だけがある。
アウトプットにもなる。頭のゴミ、終わった固形燃料の残骸を取り出すことができて、いい感じだ。
他にはどんな作業や創作があるんだろう。
プラモデル、散歩、ゲームなどがあるかな。
そういえば作曲をやってみたいかもしれない。
未来に希望を捨てなくていいのかもしれない。
だけど…
やっぱり何か足りない。もっと何かしたい。でも何もできそうにない。アドレナリンが足りない。
全部めちゃくちゃにしたい。何もかも消し去りたい。
珍しく素直にバッドに入ってしまった。
自分で自分を救えなかった。
希望を持てなかった。
今日は終わり、明日も仕事。
心が救われずに終わる日も、あるんだよな。
心の中に、ドロリとした復讐心だけが残る。もっと楽しくなりたい、充実してるって思いたい、時間を埋める何かが欲しい、という執着だけが残り、1日をフィニッシュ。
もし抗えるなら、現実に抗っていきたい。
以上です。