「学校はおもしろくない」 実話の話。
ある小学校3年生の女の子が家で宿題をしていた。
やる気はなく、テレビを見たり、ゲームをしたり。
それを見ていた父親が言った。「宿題しないの?」
娘は答えた。
「学校が楽しくないんだよね」
父親は、今までどんなことが楽しかったの?と聞いてみた。
娘は、図工や音楽、給食が美味しい時。と答えた。
友達は???と聞くと。
友達と遊ぶのも小学校1年生の時の方が楽しかったと思う。
父親は、「なるほど、でもあなたが1番楽しかったのは、そんな思い出じゃないと思うよ。」と言った。
娘は、なんで?っと言う顔をしている。
父親は続けた。「あなたが今まで、パパにすっごく楽しく話してくれたことは、今言った楽しいことじゃなかったよ。あの時、あなたは興奮して、とても笑顔でその様子を語ってくれた。それにパパも感動したんだよ。」
娘は思い出したように、あ。っと言う顔をした。
それは、小学校2年生の終わり。担任の先生が退職すると言うことを知って、娘が中心となった行ったサプライズお別れ会のことだった。
あの時の担任の先生の号泣された話を何日も娘はしていた。
最初は、一人で計画をしていたが、準備をしていくとクラスメイトが気付き、どんどん輪が広がり、最終的にはクラス全員でメッセージカードを描き、クラスに飾り付けを行い。みんなでお礼を伝えたそうだ。
父親は、聞いた。
「あの時のイベントは、学校が用意したものなの?」
娘は「違うよ!私と友達で考えたんだよ」誇らしげに語っている娘をみて父親は、言った。
「去年の誕生日、あなたは、みんなから何もらったの??」
娘「えーーーっと。。。あれと。。。。ん〜」
父親「人からもらったものは、忘れやすいんだよ。楽しいと言う思い出は少し残るけどね。でも人に与えたものは思いが深いほど忘れないんだよ。
あの時の担任の先生の泣いた顔思い出せる??」
娘「うん。はっきりと覚えてる」思い出したのだろう。すっごい目をキラキラさせて笑っている
父親「どう?学校って面白い?」
しばらく考えている娘。しばらくして
「わかった。自分で作るんだね!!楽しくなるように考えて動いたらいいんだね??」
父親「そうかもね。日本中の小学校3年生にこれをしてくださいって決められたことを学校ではやる。と言うことは、それが楽しい子もいるけど、物足りない子もいるし、ついていけない子もいる。それは当たり前なんだ。
用意されているものを受け取ると、全部。面白いか?面白くないか?で考えてしまうよね」
娘「今年も新しい担任の先生にサプライズ計画考えてるんだよ」ニコニコw
父親「楽しそうやんか?笑」
娘「自分で作ってるからね!!」
父親「そうだねーで。宿題はどうする??」
しばらくして
娘「先生も宿題を点検するの毎日しんどいって言ってた。だから私の宿題を点検した時に、綺麗な字で喜んでもらって、お疲れ様ですって付箋貼っておくんだ!!」
そっか!明日が楽しみだねーー
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この話は実話です。
昨日の私の家の話です。
とても大切なことだと思うのでみなさんに伝えます。
学校は、みなさんを楽しませるためには無いと思います。
なので学校は楽しくありません。
でも娘が計画した通り、楽しいことは作れます。
そのためには、学校と言う場所、クラスメイトと言う存在。そして担任の存在が必要でした。
どれか1つでも欠けても、娘の感動はなかったし、担任の先生の号泣は生まれなかったかも知れません。
今、何かしてもらう。
楽しいことを待っている人へ。
そんなの来ないですよ。
そして今楽しいと思っていることが、本当に本当に楽しいことなのか今一度考えて見るのはどうでしょう??
終わり
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