あの時の夏を思うと。

世界が大きく変わって２年目。

これまでの当たり前が当たり前じゃなくなった。

気軽にどこか遠くへ行くことも、ましてや海を超えて海外に行くこともままならなくなった。みんなで集まってワイワイするのも難しい。

２年前

二年前の夏休みは楽しかった。

学生団体の合宿の統括を務め、2泊3日の合宿を行った。一緒に運営してくれた仲間がいたからできたいい合宿だったと思っている。

（キャンプファイヤーした時の写真）

友達3人との四国一周旅行。当日台風が接近していたので、行き先を変更するか迷ったが、「台風に向かって行ける旅行なんてない」という謎の結論のもと、台風（四国）に向かって出発した。

（愛媛の道後温泉駅の写真）

徳島、香川、愛媛と渡り、台風の影響で残念あがら高知にはいけなかったが、しまなみ海道を通って広島、岡山と長距離ドライブができたのは楽しかった。何とも大学生らしかった。

（しまなみ海道。終わりが見えないくらい長かった。。）

その後、東京でのインターン。名古屋で働いていた会社の支社が東京にあったので、Airbnbで借りた宿で約10日間の東京生活をした。日中は仕事だったが、夕方から休日にかけて一人で東京を練り歩くのは時間がないとできないことと思いながら、手持ち無沙汰にもなっていた。

（夜の東京タワーはなんだかカッコ良かった。）

東京から帰る前日二日間は、大学の大先輩に当たる方達とお会いして食事をした。テンション爆上がりで閉店するたびに店を渡り歩いて楽しかった。今はそんなことなかなかできない。

東京から帰るとき、人生初のヒッチハイクをした。昔からの憧れが実現しつつ、ちょっと不安を持ちつつも、名古屋を超えて桑名まで行けた。途中載せてくれた方々との出会い、それぞれの生き方が自分の価値観を刺激した。

（ヒッチハイクしてくれたお兄さんたちがSAでお茶を奢ってくれた写真。）

新しい夏

遠い昔のようで、どこか別の世界での話のようで。それでいて、懐かしさを感じる。

いつもと違う夏。これは僕には変えられないことだ。

いつもの夏が恋しいから、世界を変えたいかと言われると、僕はあまりそう思わない。自分が変わって、自分らしく楽しむことができるから。

あの夏はもう来ないけど、また新しい夏が始まるんだ。