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グーチョキパーの関係
私にはママ友の枠を超えた友人が2人います。
1人は好戦的だけど良妻賢母の猛獣。
1人は穏やかな策士であり猛獣遣い。
そういうと怒られそうですが、でもたぶん2人は「言い得て妙」と笑うでしょう。
彼女たちが私をどう見てるかは、わかりません。
年齢も3歳ずつ離れています。私が最年長ですが、彼女たちと話していると、それを感じたことはありません。
得手不得手がそれぞれに違い、リーダーがいるわけでもありません。
数ヶ月前「穏やかな策士の猛獣遣い」の友人が旦那さんと別居しました。
だからといって何も変わりません。
同情はしません。
「わかる〜」という言葉は出てこない代わりに「へーそうなのね」と話を聞くだけです。経緯を事細かに聞くことはありません。薄情なのかもしれません。
でも、成人した娘ちゃんがパパの悪口を言った時、私は娘ちゃんに言ってしまいました。
「そう言ってくれるな。キミがまだ小さな時のキミのパパとママは、私にとってとても理想的な夫婦だったんだよ。」と。
「好戦的な良妻賢母の猛獣」の友人にその話をすると、「あそこのパパはもともと子煩悩だったよね。歯車が違えちゃったのかもね」と言ってました。
それぞれに時間帯の違う仕事をしているのでなかなか3人揃わなかったのですが、久々に3人でランチをしました。
でもそんな神妙な話は全然出てきません。
「楽天で換気扇を買って、自分で取り替えちゃぁ、男は要らねぇかもね」とケラケラ笑い、ホームセンターや電気屋の話で盛り上がりました。
そして「またね」と解散。
上手く表現できませんが、今回のことで分かりました。
誰かが欠けたら成り立たない関係に、改めて感謝しました。
そしてたぶん私に何があっても、彼女たちは変わらないと思うと、私は恵まれているなぁ、と思わずには要られません。
私は世の中から不定愁訴、慢性の症状で悩む人がいなくなってしまえばいい、と思ってます。
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