スタートアップに向き合うエージェントは、投資家・マーケター・外部人事であれ

こんにちは。あっという間に、夏が来ますね。ミライフは3月始まりなので、2Q目がそろそろ始まります。

この前、こんなツイートをしました。

実はこのツイートをしたのは、この週にスケさんと一緒に、スタートアップの各社さんの経営層とお話をさせていただいたのがきっかけでした。「スケさんのアポってなんか特殊だなあ」と思ったので、分解してみます。

ちなみに、私は前職で、SIer・コンサルをメインに担当していました。この両業界って、各社ごとであまりビジネスモデルが変わらないので、「どこの組織が、どの業界のどの企業の案件をやっていて、今回募集する人には何を任せるのか」っていうメッチャ具体的なヒアリングをします。つまり、すでに成熟したSIer・コンサルというビジネスの中で、いかに他社と差別化した色を出して興味を持ってもらうか、という戦いをしていました。(ちなみに、これはこれで面白いし、難しいですw)

でもスタートアップはそうはいきません。だいたい具体の深堀りをしても、「マーケッターは1人で、セールスは5人、CSが2人、THE MODEL型の組織です」みたいな感じで、人数が少ないのですぐ終わります。笑
これ聞いただけで行きたくなる人って絶対いませんよね。

スタートアップは「ポテンシャルの理解」が命でした。その深さがあればあるほど、その会社さんの魅力を転職者にお伝えすることができる、というのがスケさんのアポから学んだことです。

つまり、今ある具体の組織ではなく、
・そもそも代表がどんな世界を作ろうとしているのか。原点は何で、どれだけ情熱を持っているのか。
・自分たちが価値を提供する先の市場をどうとらえており、自分たちが勝てるキーをどう育てているか。戦略の妙はあるか。
・今いるメンバーがどんな思いで参画し、どんなやりがいを持っているか。そのやりがいを支えている社風・文化は何か。

という内容について、経営層の頭の中をどれだけ覗けるか、が鍵になるな、と思いました。

時には投資家のように、「本当にこのビジネスはうまくいくか?」と市場の大捉え方や、ポジショニング、戦略の強さはもちろん、代表の熱意の強さや描く世界観の大きさを深く知り、共感する。

時にはマーケターのように、「ユーザーに対して本当に求められるサービスを作れているか?」と、そもそもユーザーがどんな人で、そのユーザーに深く刺せるサービスをどうやったら作れるか、共に考える。

時には外部人事のように、「組織風土、カルチャーはどのように醸成しているのか?どのようなバックグラウンドの人であれば、カルチャーフィットするのか」と壁打ちする。

スタートアップの企業さまは、常にリソース不足に悩まれていますが、素敵なアイディアと情熱で組織を作り、大きくなろうともがいています。

だからこそ私たちのようなエージェントが、自分たちのご支援している大切な転職者をご紹介し、1+1以上の化学反応をどう起こすかを、常に考える必要があると思ました。

私自身もいろんな顔をもって、お客さんの支援を多面的にできるエージェントになるべく、もっと頑張ります!!

むすび


そんな素敵なアポイントをしているミライフのキャリア相談はこちら


この記事が参加している募集

#最近の学び

181,435件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?