介護の終わりに(17)

断っておく。義母は、穏やかな人だった。彼女の名誉のために、そして私の実感を込めて、それはきっちりと書いておく。

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「介護が終わったときにあなたの物語を書くべきだ」(酒井穣)。確かにそうだなと素直に書き始めました。とはいえ、3か月以上悩みました。