介護の終わりに(19)

あの夜以降は、義母の介護をしていた、と言ってもあまりよく覚えてはいない。

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「介護が終わったときにあなたの物語を書くべきだ」(酒井穣)。確かにそうだなと素直に書き始めました。とはいえ、3か月以上悩みました。