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ソーセージ4thアルバム『智』ライナーノーツ「13.Dearウルトラマン」

歌詞はこちらから。

壮ちゃんのライナーノーツはこちら。
詳しく書いてくれてます。

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作詞作曲の石井勝司さんがウルトラマンになった日の
俺の日記を載せます。

2016年11月9日 
【Dearウルトラマン】
天国へ行ってしまった俺たちのウルトラマンへ。

Dearウルトラマンの作詞作曲者
勝司兄さんが天国に行ってしまった。

「晴志、ええ曲できてん!
ずっと東北行き続けとるお前らに唄って欲しいねん!
俺ら、店あるからなかなか行かれへんし、でも思いは届けたいし
この唄を全国に伝えて行ってほしいねん!
著作権もなんもいらん、そんなもん放棄や。
お前らが歌うのが一番リアルや!だから、お前ら、この曲唄え!!」


そう言って生で唄って聴かせてくれた「Dearウルトラマン」
胸を打たれた。

そして、金澤に帰って歌詞とコード拾って
ソーセージのアレンジをつけた。

2人で歌って録音したのを送るとすげぇ喜んでくれて・・・。
それからこの曲はソーセージのライブからは外せなくなった。
ソロでも歌うようになった。

東北にずっと行ってる俺たちは正直、こんな曲書けなかった。
だって、「ウルトラマンはいないんだ!」って実感させられたから・・・。

兄さんは信じてた。
「ウルトラマンがみんなの中に必ずいる」ことをずっと信じてた。
本当に光の国へ行ってしまった。


まだ信じられないし
早く顔がみたい。

唄い続ける理由がまた増えた。
すごいバトンを兄さんから受け継いだよ・・・。

この曲のバンドアレンジを随分前に実は録音していた。
これにストーリーをつけてMVにして発表する予定だった。
兄さんと姉さんを喜ばしたかった。
間に合わなかった・・・・。

ただ、今は、
この曲をもっと全国に広めたい。
勝司兄さんの意思を受け継いで
何か出来ないか考えようと思う。

ソロツアー中
しかも大阪に戻る日だ。
今回のツアー、最後が大阪だったから
しょうすけ亭に顔出すつもりだった。
こんな形で会うことになるとは・・・くやしいいし、寂しいよ。

今から4年前
金澤のヤマチクの専務の八日市屋さんの紹介で
歌いに行くようになった大阪放出のしょうすけ亭。
そこのマスター石井勝司さん

俺たちの大阪の最高の馬鹿兄貴(笑)だった。
いっつも酔っ払ってた。
夢みたいなことばっか言ってた。
あした、あいにいくよ。
ありがとう。

俺は泣き虫だからずっと泣いてるかもだけど
ちゃんとがんばるからね!!

「Dear 俺たちのウルトラマン 勝司兄さん」
               セイジより

兄さん、やっとバンドアレンジのウルトラマンを
俺たちのCDに入れてみんなに届けることが出来るよ。
遅くなってゴメンね。

「この声が届きますか?あなたを呼ぶ声が・・・。」


Vo&Ag:SEiZI/晴志(石川)
Vo&Eg:平野壮(千葉)
Bass:麻田健(石川)
Pf,Key&Cho:木村真紀(神奈川)
Perc:武田まゆみ
Dr :マンモス上野 (京都)
ミックス&マスタリング:音之森晴志

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