声色だけの演技は出オチで終わる
Twitterに投稿した「声色だけの演技は出オチで終わる」。
たくさんのいいねをいただいたので、noteにも残しておこうと思います。
▼元ツイート
声色だけの演技がなぜ駄目かというと出オチで終わるからです。
格好良い声や可愛い声はそれ単体で惹きつける力がありますが、人はそれだけではすぐ飽きてしまいます。
聴き始めに「良い声!」と感じたところが最高点でそこからジリジリと右肩下がり。
短い時間なら聴き手を騙すこともできますが、長くなるとすぐバレてしまいます。
しかも短ければ騙せるといっても、それも15秒が限界。
30秒未満の台詞抜粋を演じただけでも、聴き手は「おや?」と気づいてしまいます。
これではほとんどの仕事で通用しません。
では聴き手を飽きさせないためにどうすればいいか?というと展開を用意してあげましょう。
展開とは簡単に言えば、次どうなるのか?というワクワクです。
演技の引き出しがたくさんあれば、それだけで聴き手は飽きずに聴き続けてくれます。
一方で声色だけの演技は提供できるものが「(悪い意味で)不変の良い声」と「脚本のワクワク」のみで、役者自身が提供するワクワクが皆無。
良い声リサイタルは早めに卒業しましょう。
ブログもやっています。
興味のある方はぜひご覧ください。
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