感情を掘り下げるとは?犬派猫派で解説

Twitterに投稿した「感情を掘り下げるとは?犬派猫派で解説」。

noteにも残しておこうと思います。

▼元ツイート

演じるうえで掘り下げる行為は必須。

表層だけをなぞった演技はリアリティに欠け、誰でもできる表現止まりになってしまいます。

では掘り下げるとはどのような行為なのか?というと『結果だけでなく経過も考える』ことを指します。

これだけでは分かりにくいと思うので、この問題を「犬派と猫派どっち?」という質問で考えてみましょう。

あなたは犬派と猫派のどちらでしょうか?

この聞き方ならば、当然、回答は「犬 or 猫」のどちらかしかありません。

ただ回答に至った理由は人それぞれ異なり無数に存在するはずです。

たとえば

  1. 「犬が大好き」

  2. 「どっちも好きだけど猫のほうが好き」

  3. 「子供の頃、犬に噛まれたトラウマがあるから猫」

  4. 「兎派だから犬猫の二大派閥みたいな質問は嫌。でも穏便に猫派と回答」

  5. 「そもそも動物が苦手。ただそれ言うとウケが悪いから犬派にしよ」

などと回答に至る理由は千差万別。

同じ犬派でも1と5では天と地ほどの差がありますよね。

同じように感情にもそれに至る理由が無数に存在します。

表層だけをなぞる演技は『怒っている』などの結果のみを表現するだけで、なぜ怒っているかの部分を無視しがち。

演技で大事なのは感情の色味(喜怒哀楽)を表現することではなく、なぜその感情に至ったのかを表現することです。

喜びの台詞、泣いている台詞という捉え方で終わらずに「なぜ喜んでいる?」「泣いている?」と理由まで考えてみましょう。

ちなみにアンケートの結果は猫派が僅差で勝利しました(ΦωΦ)
アンケートに回答してくださった方々、ありがとうございました!


ブログもやっています。
興味のある方はぜひご覧ください。


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