漫画感想日記~SPY×FAMILY~

SPY×FAMILY

コミックス既刊1~3巻
遠藤達哉
この漫画がすごい男性部門1位
ジャンプ+で連載中
集英社



主人公は凄腕スパイ、このスパイが子供と一緒にすまなければいけない任務を受けます。任務のため、身分を偽造する必要があったのです。子どもを施設から一人引き取るんですけど…この子どもが何故か、人の心が読めてしまう超能力者。さっそく子どもにはスパイということがばれてしまいます。でも子どもは超能力者と言うことがバレては気持ち悪がられるので父が嘘をついていることがわかっても言えない。

ここで斬新だなと思ったのは、最初にスパイと言うことが一緒に住む子どもにばれてしまうと言うところ。スパイは正体がバレないようにするのが普通だと思うのですが、この話、もう一話目で同居する子どもにバレてしまうというまさかの展開。逆に主人公は一流のスパイなんですが、子供が特殊能力を持っていることに気づかない。この関係にある二人の心理描写が本当に面白くて、ひきこまれてしまいました。そこに優秀なんですけど決して完璧ではない主人公の一面が垣間見れます。やっぱり、ストーリーの主軸は主人公の穴から始まりますね。この欠点が意外であればあるほど、話に引き込まれるような気がします。しかも、複雑さが全然なくて、わかりやすいところがストーリー漫画として最高です。

偽造家族ってなんだか暗いお話になりそうなイメージがあるのですが、そんなことが全くなくて、作画もスゴくポップ。この家族が純粋に続いてほしいな…と思ったのは私だけでしょうか?非常に面白い作品でした。

○最近の創作ストーリーには登場人物が多すぎる問題
○少ない主要人物でストーリーを際立たせるためには引きが必要

あなたもこの本が気に入るかもしれません。"SPY×FAMILY 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)"(遠藤達哉 著)

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