見出し画像

私は友達と一緒に仕事がしたいし、できると思っている

こんにちは、ピネアルの徳原です。
私はいま、何人かの友達と一緒に仕事をしています。でも友達と仕事をするのって、リスクがあるんじゃないの?って思う人もいますよね。

もちろんリスクはありますが、それは決して回避できない問題ではありません。少しやり方を変えさえすれば、友達との友情を持続できるはずです。今回は「友達と仕事をする」うえで、私なりの考えを伝えようと思います。

友達と一緒に仕事がしたい理由

私は大学を卒業後、一般企業に就職、フリーランスに転業、起業と、ここ4〜6年の間でも環境の変化が多いです。そのフェーズごとに、人間関係もガラリと変わります。

環境の変化が多いほど、出会った友達の数も多いと思いきや、私は友達があまり多い方ではありません。いや、むしろ少ない。どちらかというと深いコミュニケーションを好むタイプで、大人数での会合を嫌うからかもしれません。
あと忘れっぽい性格なので、昔の仲間に会っても、思い出話に花が咲かないんですよね。。。自分の母親にも、「あんたは本を読みすぎて、思い出を知識で上書き保存してるから、本読むんやめて!」と言われたことすらあります(笑)

私は友達が多くないと思っているからこそ、積極的に友人たちと仕事がしたいと思っています。昔を忘れてしまう傾向が強いということもあって、仕事を通して、友達と関わり続けたい。これは私なりの、友達との付き合い方ですね。

友達と仕事をするリスク

しかし、友達同士で起業したり、一緒に働いたりすると、不和が起きると言われています。なぜそのようなことが起きてしまうのでしょうか?

その原因は、仕事をするうえでの役割を設定してしまうからだと思っています。そして、「相手はきっとこうしてくれるだろう」と、役割に対する期待値を自分の中で決めてしまう。

期待値を決めてしまうと、「なんでこの仕事をしてくれないんだろう?」と、期待に対する不満がどんどん蓄積されていきます。またフラットな関係性だったはずが、役割を縛ることにより、上下関係ができてしまうかもしれません。

その結果、お互いに不和が起きて、友達の関係性が崩れてしまうのだと考えています。

リスクを回避する方法

そのようなリスクを回避するためには、以下の2つが必要だと思っています。

  • 感情に注目したコミュニケーションを取ること

  • フラット(Win-Win)な関係であり続けること

役割よりも、その人が何をしたいのか、何が生きがいなのか、何が楽しいのか、感情的な側面にフォーカスすることが大切です。コミュニケーションを通して、お互いの感情をシェアすることで、役割に縛られすぎない関係性を維持できると考えています。

このやり方は、一般的なスタートアップの人たちからは馬鹿にされるでしょう。なぜなら、「短期で爆発的に成果を出す!」とは縁が遠いアプローチになってしまうからです。確かに、その人たちのアプローチは効率的かもしれません。しかし、そこに永続性はない気がしています。

私は永続的な関係性ほど、人生において素晴らしいものは無いと思っています。効率的でなくてもいいので、私はリスクを回避しつつ、永続的な関係を築いていきたいです。

またそのように関係性を続けていくためには、Give&Takeのようなお互いにWin-Winな関係が必要だと考えています。Win-Winといえば、「お互いが利用し合う」ドライな印象のある言葉ですが、私はそうは思いません。

ドライな関係性以外にも、そこには感情の交換だけで満たされる温かい要素が含まれているはずです。

友達としてのフラットな関係で、感情や感覚を共有しつつも、何かをしてもらったらお礼に飯をおごる、報酬を支払うなど互いがGiveもTakeも受け止められる状態が理想的だと思っています。

もっとカジュアルに、オープンに

ここで、私の大学時代の思い出を少しだけ。大学では、アメフト部に所属して、濃い青春を送っていました。チームメイトで優勝を目指す青春の日々でしたが、今でも全員と交流があるかというと、そうでもないんですよね…。そもそも、私はあまり当時のことを覚えていない。。。

あの青春の日々は終わってしまったけれど、限りある時間の中で得た大切な「友達」は、この先もずっと大切にしていきたい。永続性のある関係が大切だからこそ、多くの友達(=仲間、とも言える)と一緒に仕事がしたい。

だからこそ、私はピネアルで、お互いフラットでいられる職場や事業環境を作り続けていきたいです。

そして、みんなもっとカジュアルに、オープンに話せたらいいですよね。
友達と仕事するリスクは決して回避できない問題ではありません。
世間一般でいわれるような概念を気にせず、みんなもっと気軽に絡もうよって思います。そうすることで、きっと良い循環が生まれてくるのではないでしょうか。

そんな場や関係性に興味を持っていただけた方がいましたら、ぜひ一度気軽に話しましょう!





この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?