【初心者向け】メロン肩になるための肩トレプログラム【ダンベルのみ】
このnoteでは、筋トレ初心者の方向けに
・肩(三角筋)を効率的に鍛える方法
・初心者にオススメの三角筋のトレーニングメニュー
を、簡単な解剖学的な知識を含め、僕の経験や、様々な選手のトレーニングを参考に解説していきます。
三角筋を効率よく発達させるためには、前、横、後ろの3方向の動きをいれる
三角筋は、前部、中部、後部の3つの房でできている筋肉で、3つの部位のそれぞれの機能が異なるため、1つの種目で全ての部位を刺激することが難しく、肩を満遍なく鍛えるには、3方向の動きをいれる必要があります。
前部は、肩関節の屈曲(気を付けから前習えになる動作)と水平屈曲(手を真横にあげた状態から、胸の前に閉じてくる動作)で鍛えることができます。
中部は、肩関節の外転(気を付けから手を真横にあげる動作)で鍛えることができます。
後部は、肩関節の伸展(気を付けからより手を後ろに引く動作)と水平伸展(手を真横にあげた状態から後ろに引く動作)で鍛えることができます。
そして、それぞれの部位が隣接する部位の動きを補助しています。
効率よく肩全体を鍛える基本メニュー
サイトレイズは三角筋の中部、ダンベルショルダープレスは前部、ベントオーバーリアレイズは後部を刺激する種目で、この3種目で三角筋を満遍なく鍛えることができます。
全て10~15回で限界がくるような重量で、頻度は週1~3回程度行いましょう。
未経験であれば、サイドレイズとベントオーバーリアレイズは3~5kgくらいから、ダンベルショルダープレスは5~8kgくらいからスタートしてみましょう。
サイドレイズとショルダープレス、どちらが1種目目になるかは、他の部位のトレーニング内容や好みによって別れます。
ショルダープレスで鍛えられる三角筋の前部は、胸のトレーニングでも鍛えられること、逆三角形の頂点になる部位は中部であること、この2つの理由から、肩のトレーニングとしてサイドレイズを優先的に行うのがオススメです。
・サイドレイズのやり方
①ダンベルを両手に持ち、脇に拳が1つ入るくらいの隙間を開けて立ちます。
②肘を軽く曲げたまま、身体の横に腕を上げていきます。
③手首、肘、肩が同じ高さになったら、ゆっくりと元に戻します。
効果的に行うポイント
✅肘から上げていくイメージで、ダンベルを持ち上げる。
✅腕は身体のやや斜め前にあげる。
✅首はすくめないようにする。
✅初めのうちはなるべく反動を使わないようにする。
・ダンベルショルダープレスのやり方
①ダンベルを両手に持ち、耳の横に保持します。
②腰が反らないように、ダンベルを上に持ち上げます。
③肘が伸びきる直前まで上げたら、ゆっくりと元に戻します。
効果的に行うポイント
✅前腕は前から見ても、横から見ても常に地面に対して垂直になるように意識する。
✅首がすくまないようにする。
ダンベルショルダープレスは、バーベルやスミスマシンで行っても問題ありません。
2013年に行った研究によると、バーベルよりもダンベルの方が、座ってやるよりも立ってやる方が、三角筋への刺激が高いとなっているため、1番三角巾への刺激が高いのは、立った状態での、ダンベルショルダープレスになります。
参考文献:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23096062
・ベントオーバーリアレイズのやり方
①ダンベルを持ち、膝を緩め上半身を前に倒します。
②肘を軽く曲げたまま、真横に腕を上げ、元に戻します。
効果的に行うポイント
✅胸を張りすぎない、首がすくまないようにする。
✅三角筋後部を画像で確認したり、実際に触り、筋肉をい
✅難しい場合は、片手でやってみる。
まとめ
今回、紹介した3種目は、本当に肩のトレーニングとして基本の種目です。
この3種目を、しっかりやり込めれば、十分に大きな肩を作ることが可能ですし、他のトレーニングをする時にも活きてきます。
メロン肩目指して、各種目10~15回を3セットずつ、早速始めてみましょう!
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