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新しい風吹けば、夏 〜第7回かきク会の記録〜

先日開催された第7回かきク会「サマー”ク”ォーズ」について報告します。

今回はいつも参加してくれる方が体調不良だったり予定があったりで、ク会の開始時点で参加者は企画側の3人のみ。

「せっかくなんでクの発表は来月に持ち越しますか」なんて話しながら雑談していたところ、「参加できるかは娘の体調次第」と言っていた友人のMティがZOOMに入ってくれて盛り上がる一同(主にカタヤマが)。

かきク会はもともと「キカク飯」というオンライン講座のつながりで始めたので、これまでの参加者は全員その講座の受講生でした。
今回参加してくれたMティは地元のつながりで、オンライン講座以外からは記念すべき初の参加者です。noteで前回のク会の記事を読んで参加してくれました。

ほかのコミュニティにひとりで入っていくってけっこう勇気がいることだと思うのですが、あっという間にク会に馴染んでくれました。投稿してくれたクもこれまでにはなかった種類のものが多くてとても新鮮でした。

たとえばこんなク。

珊瑚の死体砕かれて青い海抱く白浜となる  

過去6回にこんなにも美しいクはなかったと言っても過言ではありません。
かきク会に吹く新しい風!

ちょっと大袈裟に書きすぎました。
ここからはそれぞれのテーマのトク選(もっとも評価の高かったク)を紹介します。ちなみに、今回のテーマは「海」「島」「川」です。

【海】ざざっ うねうね ぎらぎら ねっとり。1日も同じじゃなかった
最近海の近くに引っ越したTばなさんのク。生活のすぐそばにある海の様子が、さまざまな擬音語で表現されています。「ねっとり」とか、ちょっと意外な表現があるのも面白いです。

【島】「島ってどこさ」「ここが島さ」
沖縄出身のMティのク。「あんたがたどこさ」みたいな響きがかわいい。地方の離島での会話のようにも思えますが、「そういえば日本も島だよね」というコメントも。岐阜に住んでいるから海なんてはるか遠くだけど「ここが島さ」。

【川】鴨川のある人生とそうでない人生
いいですね。京都市のキャッチコピーにいかかでしょうか、と市長に進言したいです。わたしも鴨川のある人生を送りたかった。Sみさんのクです。Sみさんにはぜひ京大(院)生になって鴨川のある人生を送ってほしい。


以上が今回のトク選です。カタヤマ以外の3人で分け合う形になりました(ぐぬぬ…)。参加者は少なかったものの、Mティのおかげもあってか今回も愉快なク会になりました。Mティありがとう!

次回のかきク会は8月27日(日)夜8時から開催予定です。
(テーマは後日発表)

今回、Mティが参加してくれて思ったのは、初めて参加してくれる人、それも元々のコミュニティ以外の人が参加してくれるのはとても面白いということでした。この調子でどんどんと裾野を広げていけたらいいなあと思います。

というわけでク会に参加したい方を募集してますので、興味のある方はコメント欄などでお知らせください。
まったくの「初めまして」の方も大歓迎です。月1でゆるゆると自由律俳句を楽しみませんか?

お待ちしております!!





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