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僕の野球。⑬〜高校野球#9〜

憂鬱

キャッチャーとして夏の大会を迎える。
このポジション以外の選択肢はない。
不安に押しつぶされそうになる毎日。

同時に周りの目、周りの声がどうしても気になって憂鬱になってしまう日々が続いていました。

夏開幕。


夏の大会の背番号は『2番』になりました。
当然初めてつける背番号です。

7月中旬。
夏の大会の開会式を迎えます。
そこで中学時代の同級生や友人に会い、こう言われるわけです。

『ほんまにお前キャッチャーなん、やばいやん笑』


めちゃめちゃ笑われたし、馬鹿にもされました。
もう言われすぎて慣れたと正直思っていましたが、会って直接言われると余計悔しい思いになるもんです。

最後の夏へ。


悔しかった。ただ悔しかった。
でももう自分にできることは一つしかなかった。

『とにかく結果を出す。それで黙らせる。』

これしかなかったんです。
最後の夏を思いっきりプレーして、結果を出して黙らせる。
こんなことばっかり考えてました。

最後の試合

初戦の相手は秋に敗れた、観音寺総合高校。
春にベスト4に行った強豪です。

とにかくやってやる。
そんな気持ちでした。

しかし最後の夏、これが最後の試合になってしまいました。

14-4
5回コールド負け。

これで僕の高校野球人生は終了します。
個人的には、タイムリー1本、盗塁も一つ刺すことができました。

それでも負けた悔しさ。
そして、もっと最後の夏に爪痕を残したかったという悔しさ。
この2つの悔しさでいっぱいでした。

達成感

高校野球の閉幕。
苦しみと悔しさと闘い続けた2年半。
これで終了となり、当然安堵の気持ちもそこにはありました。
と、同時にここまで野球を続けさせてくれた両親にも感謝の気持ちでいっぱいになりました。

最高の仲間

最後の夏の試合が終わると小中チームメイトで、他校のある友人からメッセージが届きます。

『お前の野球しよる姿見れてよかったわ。』

めちゃめちゃ嬉しかったですね。笑
誰も興味がないと思ってた僕の試合にも見に来てくれてて。

来てくれるってことを知らなくて、応援してくれてだことが何よりも嬉しかったです。

その次にまた一言。

『絶対甲子園行くから、任してくれ』

めちゃめちゃかっこいいなと思いましたね。笑
こんなこと言ってみたかったです。笑

そして、もっとかっこいいのは本当に甲子園行っちゃうとこ。

今でもその友人は1番と言っていいくらい仲がいいんですけど当時、甲子園を決めた時は本当にスターだなと思いましたね。笑

甲子園

その友人が甲子園出場を果たし、もちろん甲子園にも応援に行きました。

初戦で2-0で敗れてしまったものの友達が甲子園でプレーをしている姿は本当に痺れたし、かっこいいなと思いました。

やっぱり野球は最高!
ずっと好きでい続けたいなと思いました。

ご精読ありがとうございました!
これにて一旦『僕の野球。』編を終了します!

色々振り返ると野球人生苦しいことばっかりでしたがその分成長することができたと思っています!

野球をさせてくれた両親、指導してくれた方々本当にありがとうございます。

次回以降、野球が1番"上達した大学野球"編

ではまた!!




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