#30 [空蝉] 歌詞
八月、夏真っ只中
家には帰らない
街灯に照らされる空の蝉
ジリジリとはなかない
八月、夏祭りのあの日に
僕は何も言えない
のしかかる重い時間だけが
ジリジリと過ぎる
今年も僕は何も変われないよな
口から溢れるのは言い訳ばかり
もう君は遠くにいるだろう
今から走れば間に合うかな
夏の空に語りかける空蝉(うつせみ)
君の暗がりに僕は
なんの色をつけたのか
今じゃ君しかわからない
わからない
この夏ももうすぐ終わる
鳴き尽くした蝉はどこへ
飛べない僕は帰る
次の夏へ
八月、懐かしい夢を見た
目が覚めた僕は1人
隙間から溢れる光を頼りに
黒いカーテンを開ける
あの時僕は何か言えてたら
こんな毎日でも花火が上がったかな
もう君は遠くにいるだろう
今から走っても遅いよな
真夏の空を1人眺める空蝉
君が好きだった歌を
今声に出して歌ってる
いくら叫んでも届かない
届かない
君の暗がりに僕は
なんの色をつけたのか
今じゃ君しかわからない
わからない
この夏ももうすぐ終わる
鳴き尽くした蝉はどこへ
飛べない僕は帰る
次の夏へ
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2021.8.16