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戦後日本の歩み(第3回 1946年)

戦後日本の歩みについて、時の内閣総理大臣の演説の中から印象に残るフレーズやキーワード等を拾い、振り返っていきます。その時々で日本が抱えてきた課題、そしてそれを乗り越えてきた国民の努力、未来に向けて挑戦する日本の姿等を明らかにできればと思います。  第3回は1946年です。 第90回帝国議会 衆議院本会議 1946年(昭和21年)6月21日 吉田 茂 内閣総理大臣 ○新たなる意味に於ける「国民総力」の結集 ○歴史的民主議会で国家最高の法典たる憲法改正を議することは無上の光

    • 戦後日本の歩み(第2回 1945年②)

      戦後日本の歩みについて、時の内閣総理大臣の演説の中から印象に残るフレーズやキーワード等を拾い、振り返っていきます。その時々で日本が抱えてきた課題、そしてそれを乗り越えてきた国民の努力、未来に向けて挑戦する日本の姿等を明らかにできればと思います。  第2回は1945年②です。 第89回帝国議会 衆議院本会議 1945年(昭和20年)11月28日 幣原喜重郎内閣総理大臣 演説 ○世界の人心を制し、国内及び国際関係の羅針盤となるのは、「銃剣の力ではなく、徳義の力と合理的精神の支

      • 戦後日本の歩み(第1回 1945年①)

         戦後日本の歩みについて、時の内閣総理大臣の演説の中から印象に残るフレーズやキーワード等を拾い、振り返っていきます。その時々で日本が抱えてきた課題、そしてそれを乗り越えてきた国民の努力、未来に向けて挑戦する日本の姿等を明らかにできればと思います。  第1回は1945年①です。 第88回帝国議会 衆議院本会議 1945年(昭和20年)9月5日 東久邇宮稔彦王(ひがしくにのみやなるひこおう)内閣総理大臣  「終戦に至る経緯の概要と困難なる時局に処する政府の所信」 ○直面する難

      戦後日本の歩み(第3回 1946年)