データからわかった、IT/Webエンジニアの特徴5選
こんにちは。BugFix LLC エンジニアのセイトです。
IT/Webエンジニアって特殊なお仕事だと思いませんか?
「クリエイティブなことをしている」
「最先端技術を使っている」
「リモートワーク等の自由な働き方をしている」
といったイメージを持っている方も多いかもしれません。
エンジニアにまつわる様々なデータを調べてみた結果、彼らには特徴・傾向があることが分かりました。
今回の記事では、「データに基づいたIT/Webエンジニアの特徴5つ」をご紹介します!
①オフィス環境を重視する
エンジニアは常にデスクでPCを使って作業するため、仕事をする環境を非常に重視しています。
Forkwellが2015年に実施したアンケートでは、「エンジニアが求める理想的なオフィス環境や福利厚生の1~3位」は下記でした。
1位:パソコンが自由に選べる
2位:リモートワークができる
3位:技術書の購入補助がある
オフィス環境にまつわることが上位にランクインしていることが分かります。
他の職種だと大体は「住宅手当、家賃補助、食堂の有無」が上位にランクインするので、ギャップがありますね。笑
②勉強熱心である
「エンジニアはよく勉強する」と言われますが、実際にどれくらい勉強するのでしょうか?
Paizaが2014年に行ったアンケートによれば月に20時間以上勉強するエンジニアが70%以上とのことです。
一方で、総務省が実施した調査(平成28年社会生活基本調査社会人)によれば、社会人の平均的な勉強時間は1日平均6分(月換算で約3時間)でした。
調査方法は異なるので一概に比較はできないですが、それにしても大きなギャップがあるように思います。
こういった結果からも、エンジニアには勉強熱心な人が多いと言えそうです。
③地位が低いと感じている
少し悲しい結果なのですが、このように感じているエンジニアは非常に多いようです。
実際に「エンジニア 地位 低い」でGoogle検索するとたくさんヒットします。笑
また、複数のアンケートで以下のような結果が出ています。
「関わりたいプロジェクトの条件は?」
1位:技術者を軽視しない環境
※マイナビ転職(2015年)
「転職する場合に重視するものは?」
25.3%:社内でのエンジニアの地位
(4人に1人が重視している計算)
※日経BP(2017年)
他の職種の場合、こういった観点を気にしている人はそれほど多くないと思います。
しかし、エンジニアの場合は「自分たちは地位が低い」「大事にされていない」と感じている人が意外と多いように見受けられました。
④辞めやすい
エンジニアは非常に辞めやすいです!
HR TECH LABの2017年の調査では、70%のエンジニアが3年以内に転職するとのことです。
さらに、日経xTECHの2017年の調査によれば、エンジニアの6割強が何らかの形で転職活動を実施中というデータもあります。
辞めやすい要因として、主に以下の二つが考えられます。
・エンジニアの求人倍率は非常に高く、辞めてもすぐに転職先が見つかる
・別の環境で新しい技術を使ってみたいという好奇心がある
このように、「市場での需要の高さ」と「新しいものにチャレンジするマインド」という二つの要素が重なることが、辞めやすさにつながっていると思います。
⑤目指すキャリアはさまざま
エンジニアが目指す将来像にはパターンがあるわけでなく、かなりばらつきが見られます。
下記はマイナビ転職が2015年に現役エンジニアに行ったアンケートの結果TOP5です。
「今後のキャリアプランは?」
38.8%:安定した環境で働きたい
37.8%:仕事より家庭を大事にしたい
34.6%:技術者として活躍し続けたい
25.9%:いずれは独立したい
25.9%:海外で活躍したい
上記のトップ5を見ると、あまり偏りがなく適度に分散していることが分かります。安定志向もあれば、独立志向もあります。
さいごに
以上、「データからわかったIT/Webエンジニアの特徴5選」をご紹介させていただきました!
エンジニアを目指している方や、エンジニアを理解したいという別の職種の方に、エンジニアの特徴や傾向が少しでも伝わっていたら嬉しいです。
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