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Progate終わったら次何すればいいの?→正解教えます【プログラミング入門】

こんにちは。BugFix LLC エンジニアのセイトです。

普段、YouTubeでプログラミングの講座を配信しているのですが、
「次に何をしたらいいですか?」や、「何を作ったらいいのかわからない」といった「エンジニアになるまでのゴール設定」についての質問をよくいただきます。

そこで今回は、プログラミングを勉強中の初学者が一度は抱くであろう疑問、「Progateなどで基礎文法を一通り学んだけど、次に何をしたらいいの?」について回答します!

1.結論


まずこの質問への答えは、「作りましょう!」です。

もう少し具体的に言うと、プログラミングを勉強する上で「何を勉強しようかな?」という考え方ではなく、「何を作ろうかな?」という考え方を心掛けましょう。

2.プログラミング学習の心構え


というのも、プログラミングはアウトプット重視の世界なので…

「これを作りたいな、じゃあこれを作るためにどんな技術が必要だろう?」
「まずはこれとこれを最初に勉強しなければならない」

という風に、「作るものから逆算して知識を深めていく」のがプログラミング学習において最も効率的であり、王道な方法だと思います。

また、何よりプログラミングを楽しむことが重要です。
「これを作りたいな、じゃあちょっと勉強しよう!」というような素直な考えで、「楽しみながら取り組む」ようにしましょう!

特に今は、SNSやインターネット上でプログラミングやエンジニアが大変注目されています。
例えば、
・プログラミングを数ヶ月勉強したら、何千万稼げました!
・プログラミングで起業しました!
・違う仕事からエンジニアに転職しました!
・スーツを着ないでリモートで働いています!
など。

こういった話を聞くと、「稼ぐ」や「転職」といった目標に向けて、
「効率よく無駄なことはせずに勉強し、数ヶ月で成功したい!」という気持ちが湧いてくるのも理解できますが、実際にはそんなことはまれです。

プログラミングを本当に頑張って、うまくいけばそういった話も出てくるかもしれませんが、まだ「基礎を勉強し終わって、次に何をしたらいいか?」という段階の方は、
まず、自分で何か作って、楽しみ、理解し、
「あっ、プログラミングってこんな感じなんだ、楽しいな」
というところを目指してもらえると良いと思います。

3.「次に何をしたらいいの?」へのアイデア2つ

とは言っても、「じゃあ具体的に何を作ればいいですか?」という質問もあると思いますので、ここではアイデアを2つ紹介します。
もし迷っている方がいたら、この2つのどちらかを試してみてください!

・車輪の再発明

車輪の再発明というのは、プログラミング業界でよく使われる言葉です。
文脈によっていくつか意味を持ちますが、「理解を深めるために、わざと既存のものを同じように作り、メカニズムを理解しながら自分で再現すること」という意味があります。
これはプログラミング学習においてとても有効な手法です。

この車輪の再発明で取り組むべき具体例としては、「To Do リスト、ブログ、メールフォーム」などがあります。
これらは非常に有名なものなので、調べれば作り方についてはたくさんのリソースがヒットするでしょう。

また、今挙げたものが「自分には少し難しい…」という場合には、 例えばフロントエンド系でれば「タブUI 、カルーセル 、アコーディオン」など、ウェブサイトやアプリケーションで一部に使われるようなパーツを作ってみることから始めると良いと思います。
ちなみに、「タブUI」については私のYouTubeチャンネルで解説動画を公開していますので、気になった方はぜひ!

【JavaScript超入門講座】定番UIの”タブ”を実装しよう!【初心者でも◯】

・業務効率化系

これは「車輪の再発明」よりは少し難易度が高いかもしれませんが、「自分や周囲の業務の一部を効率化できないかな?」と考えてみると良いでしょう。

・普段皆さんが行っている業務を、プログラミングで効率化してみる
・普段アナログで記録しているものを、アプリケーションを作成してその中にデータベースを設置してみる
などなど。

具体例として、実際に業務で行われているのが「スクレイピング」です。

例えば、「営業マンのテレアポ」の場合、IT知識のない会社だと、基本的に以下のような流れで進むと思います。

  1. ニーズのありそうな会社をリスト化するために、ある求人サイトの求人情報を営業マンが一つずつ見る。

  2. Excelに「会社名」「電話番号」「どのような事業を行っている会社か」といった情報をリスト化する。

  3. 電話をかける。

このリスト作成は、営業マンにとって非常に大変です。
しかし、このリスト作成作業は、「プログラミングで解決できる」のです。エンジニアが社内にいる会社や、IT知識のある会社ではこのようなフローになります。

  1. サイトからスクレイピングして、自動で必要な情報を取得し、CSVデータにする。

  2. 営業マンが電話をかける。

このスクレイピング作業自体は1,2分でできるので、その後は営業マンが電話をかけるだけ、というやり方が可能です。
ただし、スクレイピングには、サイトによって許可・禁止が異なり、「こういう条件であれば許可される」というサイトもあれば、「絶対に禁止」というサイトもあるため、注意が必要です。

スクレイピングができれば、自社の営業マンを助けたり、自分の仕事を助けたりすることができるのでおすすめです。


4.さいごに

というわけで今回は、「プログラミング勉強中で次何したらいいの?」への質問の回答でした。

BugFix LLCでは下記のサービスを展開しています。ご興味ある方はぜひ、お気軽にお問い合わせください!

※この内容の動画バージョンはYouTubeにもアップしておりますので、ぜひそちらもご覧いただけると嬉しいです!
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