4度目の移植【リアルタイムメモ】不妊治療備忘録⑥
2023.12/25
冷凍胚移植
透明帯除去有りオプション付。
6ABの胚盤胞(初回4BB、2回目3AB、3回目6AA)
子宮内膜の厚さ10mm
移植前のパイナップル、ホットミルク
移植後のマックのポテト、渡り蟹のパスタ
この4つのジンクスも試みた。
軽い気持ちではあるけど、やれることを試してみようと思った。
「トツキトオカ」アプリも入れた。(これもジンクス)
これでダメならジンクスは全部やらなくていいと証明できる。
ホルモン補充しながらなので、薬がめっちゃ多い。
1日3回8時間おきの膣錠、2日おきに下腹部にシール4枚から6枚へ。
さらに、不育症病院でもらってきたアスピリンを夕食後、毎日。
そして不妊治療を始めてから欠かさず飲んでる葉酸サプリ。
どれも忘れて、ま、いっか!では済まされない。
時間になると母からLINE、私からの「薬入れました」の返信がなければ電話、妹もそれに加わり二重チェックと、親族総出で薬を忘れないように管理する。
膣錠は名前の通り膣から入れる薬なので、その辺で気軽に摂取できない。
8時間おきに必ず入れなければならないので、電車で移動中は、乗り換えの際に駅のトイレで入れたりもした。
3度目の正直を通り越して4度目の正直なんだからさすがにいけるっしょ!と気合いが入っていた。
12/30
B-hcg4.9
妊娠継続率5.7%
ほぼ、諦めた。
奇跡は起きないんだよ、私には。
その日その足で実家に帰省したが、お正月は次の移植までのスケジュールを考えたり、諦めモード全開の冷めた日々。
1/3には旦那を父にしてあげられなかったら、と罪悪感で押しつぶされていた。
母の根拠もない精神論に腹が立っていた。
医学的に考えて無理なんだよ!数字を見ろよ!と。
毎回毎回、前向きでいようとか大丈夫とか慰めてるつもりかもしれないけど希望持ってダメだった時の絶望のほうがキツイんだから。
メンタルは完全にダークモードというか、これが通常運転。
この時の腰痛と胸の張りはホルモン補充してるからだろうな、と。
1/4
診察室に入る前にふと、2回連続して流産が起こる確率は4.2%
私はその確率を引いた事があるんだから、妊娠継続率5.7%を信じてもいいのでは?と思った。
B-hcg345.4
なんと!!盛り返した!!
妊娠継続率は80%を超えた。
嬉しすぎてスキップしたいくらいだった!
毎回、ここからヒヤヒヤして祈るように迎えていた診察日が待ち受けている。
でもとにかく、諦めていた命がつながった!
諦めてゴメン!!!!!
正月に寿司も食べようとしちゃったし、甥っ子とまぁまぁな勢いでサッカーもしちゃった!
傷付くのが怖くて予防線とかじゃなくて、数字的に冷静に考えて無理だろって決めつけてた!
気持ちも体も実感ゼロ。
喜ばせて絶望させてくるから怖い。
1/9
4w6d
GS(胎嚢)6.63mm
胎嚢確認!
今日見えなかったら来週また来てって言われるんだから、今日では何も決まらないさ、と考えていた。
予防線も張ってるけど、あんまり考えないようにしているかも。
いや、してると言うか、新しくバイト始めたってのもあって、他のこと考えてる時間が多いかも。
10日長かったが、ドタバタしてて今までで一番あっという間に過ぎた!
実感がとにかくなかった。
下腹部に貼るシールは、「痒くなったらズラして貼ってください」と言われていたが、下腹部はそんなに広くない。
4枚の時はなんとかできたけど、6枚もシールを貼る場所を毎回変えることはできない。
どれだけズラしても前日に貼ってあった部分とかぶってしまう。
こまめに貼り替えるため、赤くカサカサになり、常に痒みを伴った。
ってか、6枚ってwwwww多いなwww
1/19
6w2d
GS20.4mm(5w6d相当?)
CRL(胎芽)2.9mm
FHR(心拍)109bpm
セーフなのか??わからん。
前回は心拍がbpm114ほどあり、翌週に81まで下がってしまったので、手放しに喜べない。
ずっと体調が優れないと思ったら、典型的な食べづわり。
不妊治療中に初めてのつわり。
気持ち悪さを軽減したいためにとにかく食べる。顔が丸くなってきた。
今回、血液サラサラになる薬(アスピリン)飲んでるから、今までなかったつわりが起きてるのかも?
ここ最近ずっと虫刺されみたいなポチッとしたやつが体中にできてて痒い!
ダニか?それとも何か、アレルギー的なやつかな?どちらにせよ痒い〜
いよいよ、7w0dになる。
昨晩から急に怖くなってきた。
年明けから期待も絶望もせずに過ごしてきたけど、なんやかんやでここまで来たらさすがに緊張してくる。
不妊治療で心拍確認後に流産したのは2回
またBPM下がっててこのまま下がっていきますと言われるのではないか、胎児のサイズ大きくなってないのではないか?内診室のモニターを見たらある程度わかっちゃうのも怖い。
心臓ドキドキな瞬間。
1/24
7w0d
GS23.69mm
CRL4.9mm
117bpm
「すごい端っこに元気にいます」と言われたが、続けて、
「成長がゆっくりな印象があります」と言われた…
前回もだったから、すごく落ち込んじゃう…
検索すると7w0dは10mmくらい。
けど、hcgも巻き返したし、1w遅れくらいの感覚でいれば、気にならないのか?と考えようとしてるけど無理〜。
また検索魔になりそうで嫌だな。(なった)
7wに5mmのサイスで出産まで進んだ人を探しちゃいそう。(探した)
疲れる。(疲れた)
また8wで成長が止まってしまったらどうしたらいいの?
不育症の検査もして薬も飲んでる。
そうなると何がだめなのか原因が分からないからツライ。
1/29
7w5d
不育症の方の経過観察として不育症クリニックへの通院
不妊クリニックで成長遅いと言われたと伝えたら、内診をしっかりめにやってくれて、
CRL11mm
心拍149bpm
になっていた!
胎嚢とのサイズもいい感じで、まぁまぁ合格と言えるでしょう!と。
不妊治療クリニックの方で31日に10mmなかったら覚悟しなくちゃと考えてたからめちゃくちゃ嬉しい。
1/31
8w0d
胎嚢GS36.8mm
胎芽CRL16.5mm
心拍164bpm
どちらも8w4d相当
院外のトイレ行ってるときに呼び出されて走って戻った!2日前の不育症クリニックでの診察があったからそこまで緊張せず。
2/7
9w0d
CRL19.5mm(きっちり9w0d相当)
心拍182bpm
大丈夫だったら紹介状もらって卒業の日。
駅でトイレうんこ行ったら、みんなうんこしてたのかずっっっと並んでて、ギリギリに病院ついたら息つくヒマもなく採血&内診!
まだまだ不安で喜べないが、いよいよ今日、卒業か?!
と思ったら、
赤ちゃんは育ってるんだけど、P4っていうホルモン値が下がってて、今日、紹介状出してもいいし、来週もう一回来てもらってもいいけどどうする?って言われて、どうした方がいいですかね?って聞き返したら、念の為もう一回だけ来週来てくださいって言われたので2/15行くことに!
ああああ〜怖い。また安心より不安が勝ち始めた。
母子手帳をもらう未来になかなかたどり着けない。
母と妹にも報告。
母は、不安になることを許してくれない。
「まだまだ不安はあるよね、でもお腹に伝わるとよくないから前向きに大丈夫って想うのもいいんじゃない。」
通常のメンタルなら優しい言葉をかけてもらったと思えるのかもしれないが、楽観的に考えられない私は前向きな言葉に苦しんだ。
何が大丈夫?お腹に伝わる?どこの迷信?!
苛立ってしまった。
そういう精神状態だったのだ。
2/13
9w6d
スーパーナーバス状態で迎えた不育症クリニックの方の診察の日。
また不妊治療クリニックで言われた不安を話し、丁寧に内診してもらう(感謝〜)
看護師さんもめっちゃ優しい!(不妊治療クリニックの方も優しいけど、さらに超優しい!)
めちゃくちゃ優しくしてくれてありがとう皆さん!の気持ち!
無事でした!!
CRL(胎児)27.7mm!
週数相当!
前回下がってると言われたP4(黄体ホルモン)は、もともとは卵巣で作られる(?)もので、今は胎盤から出てるらしいんだけど、もうここまで胎児を育れられれば大丈夫だと思う!とのこと!
3Dエコー見たら腕あった!!!
エンジェルリングが、キーホルダーみたいだった。
つわりは薬も効かないし、胎盤が出来上がったら終わる説!
14w辺りまでは終わらないかも…と言われて、絶句。
まだ続くのかコレ。
人によっては産まれる直前までつわりがあるとのことで怖すぎる。
つわりに関しては別記事にまとめるが、横たわっててもしんどいからマジでなんっもできない。
便秘はもうちょいしたら水酸化ナトリウムとか飲んでみたら、と。
診察終わって30分くらいめちゃくちゃ浮かれてしまった。たまにはいいか!
納豆巻きくらいしか食べられないのに、旦那と回転寿司行く約束までするほどには浮かれていた。
でも神様は絶頂から私を突き落とすつもりかもしれないので気は抜けない…!
ちなみにずっと寿司食べたくて、半年とか食べないこともあるのに、これから妊娠生活が続けば食べれないと思うと食べたくて、納豆巻きや梅巻きだけでも良いから食べたい!!と言うことで決定。
2/15
10w1d
CRL(胎児)27.9mm
心拍174bpm
元気でした!ホッ!
二日前に不育症のクリニックで無事を確認できてるので、そこそこリラックスして病院へ。
前日の推しのライブレポを読み漁りつつ余韻に浸るも、採血から1時間待たされるのは異例なので、採血結果に異常があったのかと勘ぐり、不安になる。推しのライブに行ったことで事態が急変してたらどうしようと不安に。
P4も12.7に回復!!胎盤もできてきてる!
ついに、ついに、母子手帳GETか?!
いったん喜びまして、気を引き締めます。
まだ12週の壁が残されているからね!
卒業証書(という名の注意事項)をいただき、院内に置くアンケートに答え、卒業。
その日のうちに母子手帳もらいに。
旦那は仕事をなんとか調整して1時間だけ抜け出して着いてくることに。
保健センターで20分ほど説明を聞く。
母子手帳と共に、恐ろしい冊子の量。
“時間がある時に目を通しておいてください”史上一番の量。
こんなことで萎えてたら子育てできないぞ!ともう一人の自分が叱ってくる。
5万円分使えるカタログギフトのようなものがあった。
いよいよ、妊婦健診だ。ここまで来た。
紹介状をもらい東京医大へ。
【東京医大】妊婦健診レポ編へ突入。
前回までの不妊治療経過
1回目は2つは移植するところまで成長
3個中1つ受精できず培養中止
1つはそのまま新鮮胚移植(9wで稽留流産)
もう1つは冷凍、のちに冷凍胚移植(化学流産)2度目の採卵6つGET4つ胚盤胞に成長
新鮮胚移植(9wで稽留流出)
3つ凍結
冷凍胚移植
ざっっくり経歴
自然妊娠
子宮外妊娠→手術(卵管片方切除)
造影検査やら何やら卵管片方摘出してるし、もう片方もむくみとかで狭い
自己流タイミング療法
不妊クリニックへ(保険適応後)
最初から体外受精
1回目移植(新鮮胚移植)→心拍確認後9w稽留流産→手術
リセット期間3ヶ月
2回目移植(凍結胚盤胞)→化学流産
2回目採卵→3回目移植(新鮮胚)→陽性→胎嚢→心拍確認後9w稽留流産→手術
夫婦で不育症検査
アスピリン処方
遺伝子異常も見つかるが、流産とは関係ないものと推測される結果に。
4回目移植(冷凍胚)→陽性→胎嚢確認→心拍確認→卒業←ココの話