登録日本語教員制度　が　はじまってしまう。

２０２３年５月２６日　金曜日　登録日本語教員に関する法案が参議院で可決され、法案が成立しました。

いよいよ登録日本語教員制度が始まることが正式に決まりました。　

インターネットのツィッターでは、現役日本語教師が「決まってしまったか。私は日本語教師を辞めなくてはならないのだろうか。」と悲痛なつぶやきをしていました。

これまでも、３度、日本語教師の資格に関係する法制度や運用のルール変更があり、多くの日本語教師が辞めざるを得ない事態がありました。

　法案の趣旨には「日本語教師の質を確保し」とありますが、長く日本語学校で働いて研鑽を続けてきた努力に対する評価が新制度には無いのです。　過去には、大学卒業資格など、今更取れない要件が加わったこともありました。　今回も　登録日本語教員になるためには、学科試験と教育実習が必要になります。　現役日本語教師への救済策も講じるようですが、どうなるのやら。

　私自身は、７０歳で勤務先を完全退職した後、年金受給額の不足分を、フリーランス　日本語教師として稼ぎたいという思いがあります。　現時点での改正では、それは可能だと思います。でも、どうなることやら。