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大事なのは仕事じゃない!〜恩師の出会いと言葉が、人生を変えた〜


私は、普通の人です。山口出身、福岡在住の25歳です。

そんな私が、恩師に出逢い、人生が大きく変わりました。
人生において決定的な出来事でありました。

まさに、「エンジンがかかった瞬間」でした。

もし恩師と出逢っていなければ、
私の人生は現在とは全く異なるものだったと思います。


今日は、
・恩師に出会うまで、全く自信がなかった私
・恩師に出逢った時の衝撃
・恩師からもらった最期の言葉
について、書きたいと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。



1.高校時代の自己肯定感は最悪だった

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人に何か情報をわかりやすく伝える事、教える事が凄く好きだった小学、中学時代。

「私の夢は、教師になる事です!」

いつの間にか、そんなことを口にするようになり、
教師になるには、大学に進学しなければならないと思い、
地元の進学校に行きました。


しかし、入学最初の面談で言われたことは、
あまりにも悲しい言葉でした。

「教師?きついからやめた方がいいよ。おすすめしない。
 それに、君の成績なら無理じゃないかな。」

希望が絶望に変わった瞬間でした。

簡単に諦めた私も悪かったですが、
私の夢と目標は無くなり、何のために勉強しているか、
全く分からなくなりました。

そして高校受験に失敗、
浪人後も何となく偏差値が高い学校を
目指していましたが、結局それも失敗。


何をやってもうまくいかない自分が嫌いになり、
自己肯定感は爆下がり。

「もうどうにでもなれ」なんて思っていました。


そして、志望もしていない、
たまたま受かった私立大学に入学することになりました。

この時、この大学の講義で運命の出逢いが起こるとは、
思ってもいませんでした。



2.衝撃的な出会いが待っていた〜エンジンがかかった瞬間〜

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大学入学後、私は経営者、県知事、映画監督など、各界で活躍する方々が登壇して講演されるオムニバス形式の講義を受講していました。

そして、この講義に私の運命を変える恩師と出逢うことになりました。


恩師は経営コンサルタントで、中小企業を10倍、100倍、1000倍規模に導く実績のある方で、若者から経営者、女性と多くの人が恩師を慕っていました。


経営の話を面白おかしく、わかりやすく話す講義で、これまで全く経営者の話に耳を傾けなかった私が異常なまでにメモを取ってしまい、一瞬で、恩師の虜になりました。

そんな恩師が経営の話をするのはもちろんですが、
一番心に響いたのは「人生論の話」だったのです。


初めての講義で聞いたあの言葉は、今でも忘れられません。
それが、この言葉です。

「俺は8月は全て仕事を休む。理由は暑いから。
 熱中症になって病院に運ばれるなんてたまったもんじゃないよ。

 大事なのは、がむしゃらに仕事をすることじゃない。
 他人の評価を気にすることでもない。

 自分自身が、幸せな人生を送ることだ。

 だから、”どんな人生を過ごしたいのか”真剣に考えろよ!

この言葉で、私は「はっ」としました。

なぜなら、今までは他人の目を気にして、自分がどんな人生を送りたいかなど考えたこともなかったからです。

私は、そうして時間を無駄にしてきたのではないかと後悔したと同時に、この恩師から学ばなければならないと感じ、恩師の経営セミナーに参加し、懇親会等も出席して人生論や仕事論などを徹底的に学ぶようになりました。

ご覧の通り、私のエンジンがかかった瞬間とは、
2016年7月の恩師の3時間に及ぶ講義
だったのです。



3.恩師から頂いた、最期の言葉

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大学卒業後も、私は恩師の元で学び、実践へ移していました。

私は、教師になりたいという夢を持っていましたが、後にそれは"手段"であることに気づきました。

本当にやりたいことは、
「人に何かを教えること、情報を伝え、共に学ぶこと」
であると気付いた
からです。

教師だけでなく、ビジネスや会社員で教育担当者を務めるなど、手段は様々あることも恩師に学びました。

その中で、私はビジネスで教育を変えることを決心し、恩師も物凄く応援してくれ、一緒に教育を変えようと言ってくださいました。


そんな中、昨年末、恩師の体調に異変が起こりました。
徐々に、体調が悪くなっていることにも気づきました。


今年初めに、
後に最後となるミーティングで恩師から言葉を頂きました。

「いつまでも俺に甘えるなよ。

 周りに合わせず、自分の適正にあった幸せな人生を送れよ。
 そして、人生を自分で切り開けよ。

 俺は生きている限り、厳しいことも伝えるから、
 教育を変えるためにも、最後まで一緒に頑張ろうな」

思い返すたびに、涙が溢れます。

残念ながら、このミーティングの1ヶ月後、
恩師は他界されました。

この最期の言葉は、今の私のエンジンをかける原動力となっています。



4.恩師への感謝

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私の青春時代の感激、喜び、悩みは、
間違いなく恩師を中心に起こっていました。


周りから「おかしい」「やめたら?」と言われるようなことでも、
断定的に「ダメだ」ということはなく、私の判断をずっと応援してくれました。太陽のような包容力で、私を信頼して頂きました。

現在、あらゆる講演などにも足を運びますが、
あれだけ若者から大人、年寄りまで多くの人を感動させ、
行動を促す講演をする人がいるのだろうか。

そんなことまで思わせてしまう恩師は、
本当に凄い人だったと思いました。


残念ながら、もう恩師に会うことはできません。
直接アドバイスを受けることはできません。


しかし、いつまでも私の心の中で恩師は生きています。
私の人生の目標の中に、ドーンと腰を据えておられています。


恩師と出逢ったおかげで、
「日本から世界の教育が変わった」
となるようなものを創れるよう、
今日もエンジン全開で進みます。



最後まで読んでいただいた皆様、
ありがとうございました。


#エンジンがかかった瞬間

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