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不妊治療に関して一つの考察

この記事は「整体師のカラダとココロの話」のラジオ収録台本にもなってます。本編が気になる方は、下記のラジオをご視聴ください。
>>ラジオ「整体師のカラダとココロの話」


「10組に1組」


この数字は不妊になる可能性のあるカップルの確率です。直近データでは、これよりもっと多い割合だとさえ言われています。

ぼく自身、産婦人科と不妊治療専門病院で整体や体質改善の生活指導歴があり、ぼくの整体院には不妊で悩む方からの相談も多く、今まで大勢の不妊で悩む方々と接してきました。

その中で、妊娠できる人に共通していることがありました。それが「夫婦愛」です。いきなり「愛」とかいうと変な宗教かなとか、科学的エビデンスのないことを言うなという声もありそうですが、、

今回お話しすることは、不妊に悩む方と多く接する中で、自分なり考察してきたことです。不妊で悩む方にはヒントになると思うので、お役立ていただければと思います。


不妊治療

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不妊に悩むカップルが急増していることが背景に、2022年春より不妊治療の健康保険適応が決まっています。体外受精の成功率は年齢により大幅に異なりますが、平均すると20〜30%で無事着床しても、通常妊娠より高めの20%ほどの確率で流産します。

不妊治療の詳しい内容については専門医のサイトをご覧ください。ここでは簡単に流れだけ説明します。

1、排卵日を特定して性交のタイミングを合わせる「タイミング法」

2、内服薬や注射薬で卵巣を刺激し排卵を起こさせる「排卵誘発法」

3、精子を子宮内に直接注入する「人工授精」

4、卵子と精子を採取し、体外で受精卵にしてから子宮内に戻す「体外受精」

5、それでも受精が起こらない場合は、一つずつの卵子と精子を用いて「顕微授精」して子宮内に戻す

というステップで行います。必ずしも1から始めると言うわけでもなく、カップルの年齢など状況に合わた段階からスタートする場合もあります。

ぼくは不妊治療専門院で、体調をよくするための整体や日常生活で体質を改善する食事指導や体操指導を担当していました。

現在は整体院として、不妊で悩む方にさまざまな角度からアドバイスや整体を行なっています。

(以下一部ですが、参考までに不妊で悩みぼくの整体院に来られた方々のコメントです)

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最も妊娠率の高いカップルとは?

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ぼくが思う「最も妊娠率の高いカップル」は、10代や20代前半の情熱的に愛し合っているカップルの方や、不倫関係にあるカップル(法律や倫理的問題はさておき)だと感じています。

理由は一言で「情熱」がそこにあるからで、こう言うケースでは本当に妊娠率が高いと思います。年齢的な問題じゃないの?と言われるかもですが、やっぱり子供を作ると言う性行為は「愛情交換」でもあるので、ここは一番大切ではないかな?と思います。

もちろん、こんなことは科学的エビデンスを取ることは不可能なので、あくまでぼくの個人的考察です。

良くも悪くもなんですが、大人になると「子供を作りたい!」と言う気持ちと同時に「将来設計や子作りのタイミング」などはどうしても考えてしまいますよね。そうしているうちに、情熱的な愛が理性的に抑え込んでしまうということは現代では多いと思います。本来動物的行為である生殖を、頭で考え理性的に行おうとしすぎることも一つの不妊になる原因だと思います。


不妊治療を諦めた途端に妊娠しやすいケース

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これは他の方の不妊に関する書籍やブログなどでも頻繁に出てくることなので、不妊で悩む方はご存知の方も多いかもしれません。

つい先日も、数年間不妊治療をされていた40代の女性患者さんが「今回の体外受精で妊娠しなければ不妊治療をやめます」とおっしゃっていて、その後に妊娠しました。安定期になるまでは不安ですが、これはぼくもめちゃくちゃ嬉しい出来事でした。


あんなに治療して、食生活やサプリ飲んだりいろいろと頑張ったのに妊娠できなかった、、

「もう不妊治療や精神的にも、金銭的にも辛いから終わろうかな…」

「子供がいなくても夫婦で楽しく生きていこうか」

そんなふうに思い始めると、不思議とスッと妊娠することって本当に多いです。でも、そこまで不妊治療をやり込んだからこその出来事でもあるので、それも無駄ではなく大切なことですね。


子供を作ること < 夫婦の時間を大切にする

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ぼくはこれがとても大切だと思います。

不妊治療をしていると、夫婦よりもまず子供!となりやすいです。

子供はかけがえのない存在であることは間違いありませんが、まずは夫婦が仲良く楽しく過ごすことの結果として子供ができると言う流れが重要です。

少し語弊もあるかもですが、旦那はいらないけど子供は欲しいと言う人もいますが、ぼくは正直それは違うと思います。子供を作ることは本来本能的なことであって、頭で考え作ることではないと思います。

シンプルに「この人と一緒にいたい」と言う思いがまず根底にあると、自然妊娠であれ不妊治療でも、どちらであっても妊娠はしやすくなると思います。

不妊治療をするときにも、治療同時に夫婦で楽しく過ごすことを大事にしましょう。「ストレスに感じることはできるだけ無くす努力をして夫婦の時間を大切にする」基本的なことですが、つい日々の忙しさと子供を作ることだけに意識が向きやすいので、夫婦で楽しく過ごすことにも意識してみてくださいね。


まとめ

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いかがだったでしょうか?

「夫婦愛」は、自然でも治療でも、人が妊娠するときの根底の話だと思います。スピリチュアル的な話に聞こえた方もいるかもしれませんが、動物としてごくごく自然な話だと理解してもらえればと思います。

不妊に悩む人に多少でも参考になる部分があれば、嬉しく思います。

本記事は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました!


記事執筆者紹介

20190906daikuu-313のコピー

整体庵大空 下大前陽介(シモオオマエ ヨウスケ)

<プロフィール:整体師歴19年>

スポーツトレーナー、トレーニングコーチ、プロ野球選手のサポート歴

スポーツ整形外科、産婦人科での施術を経て、整骨院開業。

現在は保険診療を廃止し自費診療で整体院を夫婦で営んでいます。

ファスティング歴10年以上、-25kgのダイエット経験者

定期的にファスティング講座をオンラインで開催しています。

妻(美容鍼灸師)、子供2人、猫1匹の5人家族です。


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