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あなたへ向けた日記 No.12

昼寝中の息子へ

保育園、疲れたんだろうね。お昼ご飯食べて保育園から帰ってきてから、ぐっすりだ。

帰宅して30分くらい、お父さんと遊びたい寝たくないって騒いでいたけど、少し遊んだらコテンと眠ってしまった。それから2時間くらい、眠りっぱなしだ。疲れたんだよね。頑張ったね。

小さい子供は自分だけじゃ生きていけない。まあそれは大人もそうなんだけど、そういうことじゃなくて。ご飯も食べられないし飲み物も飲めないし、おむつも取り替えられないし、って。そういうこと。つまり、自分の命を常に他人に預けっぱなしということだ。それはものすごく不安だよね。

お父さんとお母さんなら無条件で安心できるかな。保育園だとどうなんだろう。赤の他人、というと保育士さんに失礼かな。でも、逆にいえば保育士さんはすごいよね。

みんな、そうやって育てられ、育てていくんだ。その連鎖が何百年も、何千年も。無償の愛に支えられて、人類は生きてきた。改めて考えてみると、凄いことだなって思う。

君は、お父さんとお母さんと、おじいちゃんとおばあちゃん、ひいおじいちゃんにひいおばあちゃん、多くの人の無償の愛に包まれて、幸せに育っている。それでいい。大きくなったら、少しずつ恩返ししていったらいい。

お父さんとお母さんにとっては、君が健康で、すくすくと幸せに育ってくれることが、何よりの親孝行だ。楽しみにしてるよ。

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