あなたへ向けた日記 No.13
息子へ
すやすや眠っている。可愛い顔だ。
今日は夕方まで昼寝していたせいか、夜、なかなか寝なかった。お風呂に入っているお父さんのところに来て、お風呂のドアをトントンっ。
可愛くて可愛くて、最初は、なぁに?と顔を出していたけど、後半は、髪や体を洗っていたりすることもあって、「はーい」「なぁに?」と声を出すにとどめちゃっていた。
お風呂から出てから、お母さんに聞いたら、一生懸命お絵描きしたのを見せに来てたんだね。見てみたら、とっても上手だった。ほんとだよ。力強いタッチで、素晴らしいもんだよ。
ごめんね。顔を出して、そのときに見てあげたらよかった。一生懸命描いたんだよね。上手くできたと思って、見せにきたんだよね。
おまえはほんとうに可愛い子だ。世界一だと、本気で思ってる。親バカじゃないよ、本当に可愛いんだから。
出来ることがどんどん増えて嬉しい反面、すこしさみしいね。お父さんやお母さんの腕のなかで、抱っこされるだけだったのに。色んな事をして、怒って、笑って、泣いて、喜んで。
これからも、いろんな顔を見せてね。ぜんぶの成長を、見届けたい。
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