小型サメ台風と完成化したポルクラノス

機械兵団の進軍のプレビューがついに始まりましたが、私は青緑のカードを中心に、シミック目線で話題にしていきたいと思います。

《Chrome Host Seedshark》

MTGのサメは空を飛ぶもの

2青　2/4
クリーチャー – ファイレクシアン・サメ

飛行
あなたがクリ一チャ一でない呪文を唱えるたび、培養Xを行う。Xはその呪文のマナ総量に等しい。(培養器トークンを1つを『(2)：このアーティファク卜を変身させる』を持ち+1/+1カウンターがX個乗った状態で生成する。それは0/0ファイレクシアンアーティファク卜クリ一チャ一に変身する）

クリーチャーでない呪文を唱えるたびに、その呪文のマナ総量に等しいパワーとタフネスを持ったクリーチャーに変身するトークンを生成するサメ。
ただ唱えるだけではダメで、2マナ支払わないとクリーチャーになってくれないというのが《サメ台風》との大きな違いです。

自身が3マナ2/4・飛行というそこそこのサイズであり、攻守共に支えつつ中盤以降は戦力を増やしてくれるのはありがたいですね。
ただ、除去されやすく、大型呪文を連打するようなデッキならそれだけで勝ててしまうので、ちょっとチグハグ感は否めません。

除去を撃たせるのも込みでブロッカーとして立たせ、相手がサメにかまけている間にこちらの盤面を整えるといった使い方になるのでしょうかね。
どちらにせよ良いカードです。

《ポルクラノスの再誕》《破滅のエンジン、ポルクラノス》

どんな姿になっても優秀な能力

表面は３マナ4/5・到達と、なんかもう緑3マナが出せるなら十分デッキに採用して良いサイズ。
特に私が現在ヒストリックで使っているキオーラ信心においても、信心稼ぎとイゼットウィザードなどの飛行対策として検討しているくらいですよ。

7マナ支払えば6/6・到達・絆魂持ちになるので、表になる際にライフを支払っていても即返ってきますし、仲間のハイドラが死亡すると《ワームとぐろエンジン》みたいな恩恵を与えてくれますから場持ちも良い。
ハイドラの中にはXマナを支払って場に出すものも多く、その気になればX＝0で唱えて自壊させ、3/3トークンを並べるなんてこともできてしまいます。

トリプルシンボルが兎に角問題ではありますし、変身するにも大量のマナが必要なのでデッキは選ぶでしょうが、それをクリア出来るなら優秀なカードです。