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8つの一つの指輪

元々の指輪物語でも、一つの指輪は物語の中核を担う存在な訳ですが、MTGで登場してもやっぱりその力と魅力はとんでもないもののようです。

《湖に潜む者、エムリー》と2枚の《一つの指輪》を揃える事で、常にプロテクション(すべて)を得られるようにしたデッキが活躍したかと思ったら、様々なデッキで4枚積みされているのを見かけるようになりました。


ただの脳筋デッキだから関係ないだろうと思っていたシミックマーフォークにさえ入れられ、《楽園の拡散》と《メロウの騎兵》によって大量のマナとドローが確保出来てしまうのだとか。

確かに4マナの《集合した中隊》が使われていたデッキですから、指輪も問題なく出せるのでしょうけど、驚いてしまいます。

4枚の指輪が入ったデッキに対抗する為には、こちらも指輪の入ったデッキを組むか、指輪を追放、またはダメージ軽減を無効にするカードを使って一気に叩き込むという手段が模索されている様子。

受け入れるのか、抗うのか。
各々のプレイヤーの性格と戦略が出て面白いです。

指輪のシングル価格は既に1枚2万円を超えているようですし、4枚積みのデッキが結果を出し続けるなら、今後もどんどん上がる事でしょう。

世界に1枚の特別なカードではなく、その模倣品とも呼べる通常のカードでさえこんなにも多くの人が求める事になろうとは。

物語同様、指輪の力は恐ろしいものですね。

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