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体重の話

身長164cmである私の現在の体重は80Kgである。大学2年生の頃は60Kgであった。20Kg、それはとっても大きい差だ。

バイト

今は何もしていない私は大学1年生と2年生の頃はバイトをしていた。平日は大学があるので週末の二日間、8:30から17:30だった気がする。休憩もきちんと取られている。決してブラックではなかった。体調が悪かったり、家族に何かあればすぐに休める体制が整えられている会社だった。やりがいとかそういったものはよくわからないが、それなりに楽しく働いていた。発達障害までは行かないが、それなりに仕事をうまくこなせない自分にも優しくフォローしてくれていた。こんな風に書いてみると良い会社だったなと思う。いざ辞めるときも人数が足りていないのに、事情を汲んですぐに辞めさせてくれた。

バイトを辞めたきっかけ

段々私の体調はおかしくなっていった。「もう疲れた」「もう休みたい」が口癖になっていた。今考えると一日も「休み」という休みがないのは自分にとってキャパシティーを超えていたのだと思う。これまたある日気が付いたらODをしていて、気が付いたら病院だった。まだバイトをしていて、シフトにも入っていたのに、あの時は5~6回抜けることになってしまっていたと思う。本当に申し訳なかった。退院した後、なんとか復帰したものの、やはりうまくいかず、辞めたいと考えていると伝えるとすぐにその手続きをしてくれた。ちなみにこの頃が体重60Kg切るか切らないか程度であった。ただまあ、その時も自分のことは太い、デブ、醜いとは考えていたが、それに関してはまた別の機会で話したい。

向精神薬

この入院をきっかけに向精神薬を服用するようになった。ちなみに上記でしたODは両親が飲んでいた薬を飲んでいたらしい。記憶ないけど。その入院後飲んでた薬は何だったかな。頓服でエビリファイとロラゼパムが出てたことと、寝る前にラモトリギンとビプレッソ徐放剤だった気がする。元々多少体調悪くても病院には行かない人間で、薬もそんなに飲んだことなかったため、薬を飲むということに慣れなかった。どうやってものどにひっかかってしまうのだ。今では難なく飲めるようになったがその時は「らくらく服薬ゼリー」を使用して飲んでいた。

体重

バイトをやめる&向精神薬を飲み始めてどんどん体重が増えた。バイトをやめたことによる運動量の低下と、それなのに食事量が変わらない、むしろ増えたことが原因だろう。個人的にはビプレッソ徐放剤の副作用である「食欲亢進」のせいにしている。そんなこんなで気が付いたら80Kgだった。普通の食事もそうだが、甘いものを食べるので糖尿病が怖い

食べてしまう理由

なんで食べてしまうんだろうと自己嫌悪によく陥る。胃が痛くなるほど食べてもまだ食べ足りないのだ。なぜだろう。そんな話を母親としていたら「それがあなたにとって一番幸せに感じるものだからじゃない?」と言われた。なるほどなーと納得した。確かに幸せに感じることはそこそこある。「YouTubeで面白い動画があった」「ゲームがうまくいった」でも何よりも手っ取り早くて一番幸せに感じた。甘いものを食べている間はすべての嫌な事から一瞬逃げることができた。頭の中はそのおいしさでいっぱいになって他の物は抜けていった。今書いていて思ったがまるで自傷行為や薬だ。きっと根本の原理は変わらないのかもしれない。

食べてしまう自分を認める

今はそうやって食べてしまう自分を多少認めている。それで自傷行為への衝動が少しでも収まったり、日々をこなしていけるならそれでいいのかもしれない、と少しだけ感じるのだ。結局甘いものを沢山食べることは自傷行為には変わらない。今飲んでいる薬の副作用なども関係してくるので糖尿病は怖いしね。ただ腕切ったり薬を飲んだりするよりも日々をうまくこなしていけるのかもしれないと書いていて思った。

「かもしれない」を多用しているあたり、自分に対してそう納得させようとしているのがバレてしまうね。でもきっと切ったりするよりはまだいいんじゃないかな、と思いたい。

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