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「#NFTアート」の可能性とは?

【可能性①】NFTアート作品がオークションで高額落札された

NFTに基づいたデジタルアート作品が、オークションで前代未聞の高額な価格で落札された。

イギリスの老舗オークション・ハウス、クリスティーズでは、NFTアート作品《Everydays : the first 5000 Days》が、約75億円という値段で取引された。

【可能性②】本物と偽物を判定する公証の役割を果たす

アート作品がNFTとしてデジタル化されることで、その作品の本物と偽物を判定する公証の役割を果たすことが期待されている。

人による判定も重要な役割を果たしていますが、NFTをはじめとするデジタル化の技術を導入すれば、作品に対する真贋を半永久的に証明し続けることが可能になる。

アートコレクターは安心してアート作品を購入できるので、市場の活発化に繋がる。

【可能性③】アーティストにロイヤリティを支払う仕組みを形成できる

NFTの売買で発生する手数料の一部を還元することで、アーティストが収益を継続的に得られる機会を提供できる。

創作活動には、時間と資金が不可欠。ひとつの作品が完成するまでに、10年もの歳月がかかることもある。著名になり、作品が売れていても、必ずしも収入が安定するとは限らない。

NFTの取引が発生するたびに一定の割合でロイヤリティを支払う仕組みを構築できれば、今よりもアーティストが経済的に安心して制作に集中する環境を生み出すことができるかもしれない。

【可能性④】付加価値を自由に設定できる

NFTは所有権のデジタル化や売買にだけ使われるわけではない。さらに、トークンを所有する価値をどのように設定するのか、ここがNFTの醍醐味になる。

例えば、ある作品がNFT化されたとして、トークンの保持数に応じてアーティストとの食事会やオンライン交流会を設定したり、新作を優先的に購入できる権利が得られたりするなど、株主優待権のような仕組みを構築することで付加価値を生み出すことができる。

投資を呼び込むだけではなく、購入者と発行者がコミュニケーションを図りながら、NFTを発行した目的に参加することもできる。


次回は、主要NFTプラットフォーム比較


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