尊敬できる人

最近、好きな人ができた。

好きな理由は、
一緒にいて落ち着く、やることしっかりやる頑張り屋さん、純粋で守ってあげたくなる、料理が上手、気遣いがある、笑い方がクシャってして豪快で好き、目が可愛い、顔が好き、お尻のライン、お腹の脂肪が好き、、、
など挙げればいっぱい出てくる。

その子から「好きなタイプはどんな人？」と聞かれた。

難しい質問だなって思ったけど、案外、答えはすぐに口から出た。

「頑張っている人が好き。自分があまり頑張れないから。その人を見て頑張りたい。」

自分の口から出た言葉なのに、
「そうだったんだ」と変に納得した。

自分にとっては、頑張っている人が尊敬できるんだなって知った。

学校の研究室で作業している時、後ろの席で男友達が、１ヶ月後の雑誌会のため、英語論文の訳を何時間もしていた。
僕は、しなくてはいけないのに、先延ばしにしていたこともあり、

「がんばってんな、すごいな、かっこいいな」って感じた。

その時、「あ、僕の好きなタイプってこの感情のことを言うんだな」って思った。

もちろん、その男友達に対しては、恋心は芽生えなかったけど、尊敬心は芽生えた。

そしてふと思った。
尊敬とかって、自分に持っていないものを持っている人に対して抱く感情なんじゃないかなって。

そん‐けい【尊敬】 の解説
［名］(スル)
１ その人の人格をとうといものと認めてうやまうこと。その人の行為・業績などをすぐれたものと認めて、その人をうやまうこと。「互いに尊敬の念を抱く」「尊敬する人物
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出典：goo辞書
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

尊敬の意味を調べてみたけど、普通に違った。笑
まあ、そんなもんだろ、何事も。

僕は今、自分が頑張れていないから、何かをがんばってる人にうやまいの気持ちを抱くのだろう。

そう思うと、『頑張れる』という魅力のない自分に少し落ち込む。

悲しい。

だけど、今は、頑張りたいと思っていて、
そのために、がんばっている人と付き合いたい（環境を変える）と思うことで、
自分を変えたいって思っていることだけは褒めてあげたい。

まずはこの『頑張る自分に変わりたい』気持ちを大事にして、
少しずつ自分の行動を変えていきたいな。

数年後には、自分の好きなタイプは
「がんばっている人」からどんな人になっているのか。

楽しみだ。